<figure id="attachment_265383" aria-describedby="caption-attachment-265383" style="width: 2500px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="5424f30b"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/3ded289c8797392d7b76216aa1452f52.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-265383" class="wp-caption-text">最終18番で８mのパットを決め、渾身のガッツポーズ。メルセデス・ランキングも114位から来季のシード権獲得圏内の36位へ急浮上した（撮影：産経新聞社）</figcaption></figure>
<p>記録ずくめのヒロイン誕生劇となった。９月８〜11日に行われた日本４大メジャーの一つ『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』。大一番を制したのはまだ10代の川﨑春花だった。19歳133日での優勝は同大会の最年少記録を更新。昨年のプロ転向から11戦目での優勝も大会史上初となった。現地で取材したスポーツライターの 金明昱(キム・ミョンウ) 氏が振り返る。</p>
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<p><span class="strongInContent">「正直、最終日まではほとんど注目されていませんでした。会場の雰囲気が変わったのは14番ホール。３連続バーディーでトップタイへ急浮上した。ざわつき始めた観客をよそに、15番でもバーディーを取ったときは強心臓ぶりに驚きました。最終ホールは２位と２打差あり、パーでも優勝が狙えた。それでも８ｍのバーディーパットを沈めきった。本来なら安全に置きにいってもおかしくない。貫き通した攻めの姿勢が見事でした」</span></p>
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<p>優勝後の会見で真っ先に口にしたのは、支えてくれた両親への感謝だった。</p>



<p><span class="strongInContent">「お父さんは最高スコア71という腕前で、川﨑さんをゴルフの世界に導いた人物。普段は口出ししないですが、困ったときは必ず手を差し伸べるタイプです。予選落ちが続いたときは、スイング矯正器具を扱う会社の知人を紹介するなど、いい距離感で川﨑さんを支えています。 お母さんは薬膳料理の講師を務める腕前で、主に食事面をサポート。大会後、川﨑さんも笑顔で『早くお母さんの味噌汁が飲みたい』と語っていました」（金氏）</span></p>



<p>快進撃のウラには家族の存在があった。</p>
<figure id="attachment_265384" aria-describedby="caption-attachment-265384" style="width: 2500px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="821e37d2"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/aflo_198175138.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-265384" class="wp-caption-text">試合後には両親と記念撮影。大会には高校や中学時代の恩師も来場し、快挙達成の瞬間を見守った</figcaption></figure>

<p>『FRIDAY』2022年9月30日・10月7日号より</p>

産経新聞社（川﨑）　スポニチ／アフロ（2枚目写真）

日本４大メジャーの一つ「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を制したのはまだ19歳の川﨑春花だった。同大会最年少となる19歳133日で優勝した川﨑はいったいどんな女の子なのだろうか。

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