『スッキリ』がついに打ち切り 加藤浩次に残った「吉本との確執」 | FRIDAYデジタル

『スッキリ』がついに打ち切り 加藤浩次に残った「吉本との確執」

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
17年続いた『スッキリ』の打ち切りが決まった加藤浩次。今や吉本とは全く関係なくなったわけだが…
17年続いた『スッキリ』の打ち切りが決まった加藤浩次。今や吉本とは全く関係なくなったわけだが…

「17年続けせていただいたのは感謝しかないです。ありがたいなと思ってます」

11月11日放送の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)でお笑いコンビ『極楽とんぼ』の加藤浩次が、同番組が来年3月末で番組終了することについて初めてコメントした。

同日の朝6時に、日本テレビは文書で

《テレビを取り巻く環境やニーズの変化に対応するため、2023年4月、平日朝(月~木8:00―11:30/金8:00―10:25)の改編を行います。それに伴いまして、現在放送中の「スッキリ」と「バゲット」は来年3月末をもって終了いたします》

と2つの情報番組の終了を発表。‘06年4月から放送開始となったスッキリは17年で幕を下ろすことになった。

「‘13年には横並びで年間1位の視聴率となったが、最近では『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)が台頭してきて1位の座を奪われました。さらに『めざまし8』(フジテレビ系)も迫ってきていて、『スッキリ』はどんどん落ち目になってきた。視聴率と加藤さんのギャラと見合わなくなってきたようです」(テレビ局関係者)

加藤といえば、元々吉本興業所属だったが、‘19年に起きた闇営業騒動が起きた際、宮迫博之と田村亮が吉本の幹部から圧力を受けて、会見させてもらえなかったと訴えると、

「今の会長と社長の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞めます!」

と『スッキリ』の放送中に宣言。近藤春菜も涙ながらに亮らをかばい訴えた。

「吉本は岡本社長が謝罪会見でしどろもどろになり大恥をかかされた。しかし吉本はこれ以上世間に悪い印象を与えるとまずいと思い、加藤さんのクビを切ることはできなかった。

そこで考え出されたのが“エージェント契約”だったんです。加藤は吉本所属からエージェント契約になり、牙を剥いた近藤春菜も水面下でエージェント契約になった。しかし吉本は、昨年3月末に加藤さんのエージェント契約さえも打ち切ったんです」(女性誌記者)

近藤はスッキリを昨年3月に降板。加藤はフリーのタレントとして一人でMCを続けていた。

それと入れ替わるように3月末からスッキリの裏番組で始まったのが『麒麟』川島明がMCを務める『ラヴィット!』(TBS系)だ。

「この番組は吉本が制作協力で入っており、プロデューサーにも吉本の社員が名を連ねている。MCに川島という貴重な人材を入れるかわりに、制作面でも出演者のバーターも吉本が大きな力を持っている。

吉本は朝番組の並びでは画期的なバラエティー番組で、“全力投球”でスッキリに当ててきた。徐々に人気が出てきてニュースなどに興味がない層に支持されています。吉本にとって今や加藤さんより川島さん、というところなのでしょう」(ワイドショー関係者)

とはいえ、加藤は司会者としても実力がある芸人の一人。週5回出演していた帯番組を失うことは加藤にとって非常に大きな痛手かもしれないが、逆にスケジュールが空くことによって新たなオファーもあるかもしれない。

番組終了を受け、

「あと5か月…俺、何言うかわかんねぇ~」

と含みを持たせた加藤。残りの期間に何を語るのか注目したい――。

  • PHOTO足立 百合

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事