キンプリ永瀬廉「涙の告白」裏にジャニーズぽくない発表タイミング | FRIDAYデジタル

キンプリ永瀬廉「涙の告白」裏にジャニーズぽくない発表タイミング

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平野紫耀らの独立について、ラジオで涙ながらに心情を語った「キンプリ」永瀬廉
平野紫耀らの独立について、ラジオで涙ながらに心情を語った「キンプリ」永瀬廉

『King&Prince』永瀬廉の“涙の告白”が波紋を広げている――。

キンプリは来年5月22日にメンバーの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太がグループから脱退。それぞれがジャニーズ事務所を退所すると発表された。

どういった経緯でそうなったのか――。

臆測だけが一人歩きするなか、残った永瀬が11月10日放送の文化放送『King&Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』で、いきさつを語った。

通常より5分程度早くスタートした番組で永瀬は

「驚かせてしまう発表になり、申し訳ありません」

とまず謝罪。グループで話し合いを重ねてきたが

「5周年に向かって、おのおの具体的に話をする機会が増えてきて。その中で海外のことを含め、グループ活動に対する個々の考え方が、少しずつ違うなということを全員が感じていた」

と、メンバー間で温度差が出てきたことを明かした。3人から脱退について切り出され、永瀬は

「せめて2、3年一緒にやらせてくれ」

と説得したものの、意志は固かった。キンプリはメンバー同士の仲が良いことでも知られるが

「特に紫耀とかはずっと一緒にいるんですけど、人間関係は自分が思っている以上に難しいな、と。長ければ長いほど、別に考え方がわかる訳でもないし。その人の深層にあるものなんてね、触れられることなんてないんだなっていう風には思ったね」

と胸の内を明かした。

そんな永瀬が言葉を詰まらせたのは、次の部分だ。

「けっこう早かったんですよ。3人が退所したいっていう気持ちを聞いてから、11月4日に発表するまで。期間が…」

永瀬としては、3人の意志が固いことはわかっていたとはいえ、どこかで翻意するかもしれないという、かすかな望みを持っていたのかもしれない。

「言ってしまえば、事務所が正式に発表しなければ、それまでは何が起きるかわからない。しかし、ひとたび発表してしまったら、もう後には戻れない。発表のタイミングで言えば、もう少し遅らせても良かったように思う」(スポーツ紙記者)

10月期の連ドラでは平野が主演するTBS系ドラマ『クロサギ』が放送中。退所発表5日後の11月9日には新曲『ツキヨミ/彩り』もリリースされた。

「ジャニーズは“流れ”を大事にする事務所。せめて中心メンバーの平野さんの連ドラが終了する12月まで待っても良かった。

新曲発売前にネガティブな発表をしたのもゲンが悪い。おかげで新曲は大ヒットしているが、ファンの心情を最優先に考えてきたジャニーズ事務所としては少々不思議なやり方のように映った」(音楽関係者)

そういえば、滝沢秀明氏も代理人を通じてジャニーズ事務所に退社を申し出たのが9月中旬。事務所側は慰留したものの、9月26日には役員会で退任の承認がなされたという。

「キンプリも滝沢氏もあっさり退社が決まった印象。去る者は追わず…ということなのかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)

年末には『NHK紅白歌合戦』をはじめ、大きな音楽番組が控えている。キンプリファンの言葉を借りるならば

「せめて年明けに発表してほしかった」

だろう。永瀬はラジオ番組で涙ながらに

「(残った)2人でやることに意味あるんかなというのもあったけど、決断したし。間違っていたと思いたくない」

とコメント。もう時計の針は戻らない。ファンはキンプリ5人の勇姿を目に焼き付けるしかない…。

  • PHOTO齋藤雅昭

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