<figure id="attachment_275010" aria-describedby="caption-attachment-275010" style="width: 1990px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="2c9ca576"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/11/9fa882ef49285f94045bddb26771dad3.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-275010" class="wp-caption-text">５歳から野球を始めた勝児。小学６年の時にはジャイアンツジュニアに選出。兄の正吾は慶大２年で野球部所属</figcaption></figure>
ショートゴロで最後の打者となったが、背番号「５」の選手は満足そうな表情をみせる。三塁側内野スタンドに座った父親は、笑顔で拍手を送った。
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
10月29日、埼玉県の大宮公園野球場で行われた秋季高校野球・関東大会の準決勝。慶應高（神奈川県）は専大松戸（千葉県）に３対５で敗れたものの、来春のセンバツ出場を確実にした。
「次のセンバツは、95回目の記念大会です。『関東・東京』の枠は例年の６から７に増えます。ベスト４に残った慶應高は、５年ぶり10回目の春の甲子園出場が当確となりました」（スポーツ紙担当記者）
<h2>「他の人にはないプレッシャーはある」</h2>
<figure id="attachment_275011" aria-describedby="caption-attachment-275011" style="width: 2911px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="1c0f39d7"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/11/bb4f2c09f9848c5a60f41552de6e41d3.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-275011" class="wp-caption-text">次男の重圧を理解し、アドバイスとして帽子のツバの裏に「リラックス」「氣」などと書いた清原氏</figcaption></figure>
注目は三塁を守る清原勝児（17、１年）だろう。西武や巨人などで活躍した清原和博氏（55）の次男だ。父親の観戦について、勝児は報道陣へこう話している。
「お父さんが来てくれるだけで嬉しい。（父が清原氏という）他の人にはないプレッシャーはあります。自分のメンタルで、プレッシャーをプラスに変えたい」
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
勝児が注目されるのは、けっして親の七光りではない。清原氏の母校・ＰＬ学園（大阪府）の後輩で、巨人では中継ぎとして活躍した橋本清氏が語る。
「勝児君が中学生の時、千葉県の御宿で清原さん主催の野球合宿をしたんです。私はピッチャーをしましたが、勝児君のスイングは力強かった。広角に打てて、右方向に本塁打も放っていました。身長173㎝と小柄ですが、巨人にドラフト１位指名された浅野翔吾（高松商）のようなパンチ力のある打者になるでしょう」
清原氏が甲子園で放った本塁打は、史上最多の13本だ。橋本氏が続ける。
「聖地での親子本塁打の可能性は十分ありますよ。勝児君は伸び盛りですから」
父親が’85年夏に全国制覇してから38年の春――。親子の夢が実現しそうだ。
<figure id="attachment_275012" aria-describedby="caption-attachment-275012" style="width: 2026px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="83e005e8"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/11/CC2C9549.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-275012" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　清原勝児 父の出場から38年「聖地甲子園での親子本塁打」の日</figcaption></figure>
<figure id="attachment_275013" aria-describedby="caption-attachment-275013" style="width: 1500px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c272c6d0"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/11/CC2C9844.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-275013" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　清原勝児 父の出場から38年「聖地甲子園での親子本塁打」の日</figcaption></figure>
『FRIDAY』2022年11月18日号より

足立百合

慶應高（神奈川県）が来春のセンバツ出場をほぼ決定的にした。注目は清原和博氏の次男で三塁を守る勝児だろう。敗れたとはいえ専大松戸との関東大会準決勝は父親が笑顔で観戦。勝児の驚きの才能の高さとはーー。

父の出場から38年清原次男「聖地甲子園での親子本塁打」の日

あなたへのオススメ

父の出場から38年 清原次男「聖地甲子園での親子本塁打」の日

あなたへのオススメ

父の出場から38年清原次男「聖地甲子園での親子本塁打」の日