有吉弘行が紅白出場!『ダチョウ倶楽部』『純烈』を繋いだ絆と「涙の演出」 | FRIDAYデジタル

有吉弘行が紅白出場!『ダチョウ倶楽部』『純烈』を繋いだ絆と「涙の演出」

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「これは(上島さんの逝去により)悲しみのどん底にいる『ダチョウ倶楽部』の2人に『純烈』が手を差し伸べて合体するという壮大なハートフルコントです」

今年7月、『純烈▲ダチョウ(▲は温泉マーク)』が結成された際、肥後克広(59)はこう感謝の言葉を述べた。以来、『純烈』に肥後と寺門ジモン(60)を加えた6人組ユニット『純烈ダチョウ』は新曲をリリースするなど具体的に動き始めたが、ここにきてビッグな仕事が決まった。NHK紅白歌合戦の出場である。

上島さん逝去後、メディア対して気丈に振る舞った肥後。メンバー3人で出演していたドラマの撮影にも穴をあけず、「ダチョウ倶楽部は解散しません! 2人で純烈のオーディションを受けます」とコメントした
上島さん逝去後、メディア対して気丈に振る舞った肥後。メンバー3人で出演していたドラマの撮影にも穴をあけず、「ダチョウ倶楽部は解散しません! 2人で純烈のオーディションを受けます」とコメントした

しかも今回、超強力な助っ人・有吉弘行(48)が加わる。7人で歌うのは、13年ぶりのテレビ披露となる『猿岩石』の代表ヒット曲『白い雲のように』だ。

「有吉は上島さんを慕う芸人たちの集まり”竜兵会”の主要メンバーでしたから、『ダチョウ倶楽部』の晴れの舞台に助力したかったのでしょう。『白い雲のように』は有吉の持ち歌。過去の幸せだった日々が去っても、夢見ることは忘れないという内容の歌です。『ダチョウ倶楽部』の二人と有吉は上島さんとの思い出を、『純烈』メンバーは今回の紅白をもって脱退する小田井涼平(51)との日々を想う歌となるのではないでしょうか」(番組関係者)

上島さんと最後のお別れに駆け付けた有吉。後日、自身のラジオ番組で、葬儀の場で起きた珍事件は古典落語になるまで話していくと語った
上島さんと最後のお別れに駆け付けた有吉。後日、自身のラジオ番組で、葬儀の場で起きた珍事件は古典落語になるまで話していくと語った

紅白といえば、演出やド派手な衣装が毎年話題となるが、『純烈ダチョウ』と有吉もそこは心得ている。

「温泉をモチーフとしたワッペンなどを散りばめたラメ入りジャケットを7人で羽織る予定です。まだ構想段階なので実現するかどうかはわかりませんが、正面から見るとスタンダードなデザインですが、背中側に『純烈』らしい仕掛けがあるようです。肥後、寺門、有吉に『純烈』に加入してもらうというコンセプト。有吉には珍しい、きらびやかなお揃い衣装を着た姿が見られるかもしれません」(同前)

別の番組関係者によれば衣装の草案を練ったのは、『純烈』のリーダーなのだという。

「リーダーの酒井一圭(47)自らが衣装の絵を描いて、制作陣にプレゼン。熱い思いを伝えたといいます。『純烈ダチョウ』結成後、『純烈』は肥後と寺門を誘って一緒に地方営業にも行っていました。話題作りのユニットではなく、本当の仲間、メンバーだと考えているのでしょう。出演オファーに応えた有吉の心意気にも感動したと聞いています。ぜひ紅白の舞台で『純烈』の一員になって欲しいと、お揃いの衣装を提案したそうです」

『純烈』とユニットを組んだ際、寺門は「長年一緒に仕事をしていた人間が急にいなくなり、これからどうなるんだろうというときに新しい光が見えたのはうれしかったです」と述べた
『純烈』とユニットを組んだ際、寺門は「長年一緒に仕事をしていた人間が急にいなくなり、これからどうなるんだろうというときに新しい光が見えたのはうれしかったです」と述べた

衣装には、それぞれのメンバーカラーも反映される予定だ。『純烈』メンバーの紫、青、赤、緑に肥後のピンク、寺門の黄、有吉には白が用意されているという。

上島さんの逝去から7ヵ月。悲しみや思い出を分かち合った七色の歌声が、大晦日の夜を彩ってくれるに違いない。

  • 写真等々力純生 小川内孝行

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