松本潤『どうする家康』が苦戦も…吉高由里子の来年大河『光る君へ』が大ヒット間違いナシの皮算用 | FRIDAYデジタル

松本潤『どうする家康』が苦戦も…吉高由里子の来年大河『光る君へ』が大ヒット間違いナシの皮算用

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19年4月の夜、都内で送迎車から降り美少年と肩を寄せ合い和食店へ入った吉高
19年4月の夜、都内で送迎車から降り美少年と肩を寄せ合い和食店へ入った吉高

松本潤(39)主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』がやや苦戦している裏側で、来年の『光る君へ』で主人公・紫式部を務める吉高由里子(34)が存在感を増している。新ドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系)で、何と開始1分半でキスシーンを披露しネット上を騒然とさせたのだ。

今年の大河といえば、CGを多用した映像や物語の展開の速さなど、斬新な演出が賛否両論となっている。「ヘタレ家康が新鮮で面白い」というコメントが上がる一方で、その斬新さに「ついていけない」と脱落宣言する人も少なくない。そんな中でチラチラと散見されるようになってきたのが、「今年はもう諦めた。来年の大河に期待する」という声だ。

人気・実力・実績、全てにおいて文句なしの吉高だけに、早くも関心は来年の彼女へシフトし始めているのかもしれない。そんなプレッシャーのかかるタイミングでの新ドラマへの登場だったのだが、掴みはバッチリだったようだ。

『星降る夜に』と同じ脚本家

これを受けて多くの芸能・ドラマ関係者たちも、「来年の大河の成功は間違いない」と太鼓判を押している。それは決して希望的観測ではなく、裏付けのある自信のようだ。

「実は吉高さんが今出演しているドラマと、来年の大河ドラマの脚本家は同じ大石静さんなのです。それだけに新ドラマは、大河の行方を占うものとしても注目されていました。

初回視聴率は7.7%と平凡ですが、吉高さんのドラマはいつも出だしは決して好調ではないんです。だけど皆、次第に彼女の演技に惹き込まれていき、視聴率が伸びていく。前回主演を務めた『最愛』(21年/TBS系)も終盤で視聴率を上げていき、最終話で大台の2ケタに乗せました。

今ドラマは、TVerの見逃し配信再生回数がテレビ朝日歴代最速で100万回を突破していますし、この出だしなら最終的には充分成功といえる結果をおさめるはずです」(芸能ライター)

もう一つ、吉高に有利に働く要素があるという。

「それは吉高さん演じる『光る君へ』の時代が、平安中期という珍しい設定だということです。昨年の『鎌倉殿の13人』も、これまでドラマの題材としては馴染みの薄かった鎌倉建国期を詳細に描いたことで、『この時期の歴史がよく分かった』と好評を博しました。

平安時代を描いた大河は、最近では12年の松山ケンイチが主演した『平清盛』ぐらい。しかし鎌倉同様、この時代は新鮮なだけでなく藤原一族を中心に血で血を洗うような権力闘争が多数起こっていて、非常にドラマ向きでもあるんです。

裏を返せば今年の題材である家康は、何度も描かれてきた人物だけに、奇をてらった描き方をする必要があった。それが『ついていけない』という視聴者も生んでいて、ちょっと気の毒な気もしています」(テレビ局の広報担当者)

加えて『光る君へ』は、脚本家の大石静氏いわく、バイオレンスだけでなく「セックス」も描きたいとのこと。当分、吉高由里子から目が離せそうにない。

  • 取材・文奈々子

    愛媛県出身。放送局勤務を経てフリーライターに。タレントのインタビュー、流行事象の分析記事を専門としており、連ドラ、話題の邦画のチェックは欠かさない。雑誌業界では有名な美人ライター

  • 撮影足立百合

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