低迷の大河ドラマ『いだてん』を救った綾瀬はるか 業界人気の秘密

連載 スタッフは見た!週刊「テレビのウラ側」Inside story of Television

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昨年11月、会員制スポーツジムが入るビルから出てきた綾瀬。この後、メガネと帽子で変装して買い物へ。努力を怠らない姿が支持を集める

鳴り物入りで始まったNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』の視聴率が12~13%台に低迷。開始早々、暗雲が垂れ込めている。そんな同作で明るい話題を提供しているのが、主人公・金栗四三(中村勘九郎)の幼なじみ・スヤを演じている綾瀬はるか(33)だ。

1月20日に放送された第3話では、時速30㎞のSL列車に自転車で並走。その爆走ぶりが、「競輪選手並みの脚力!」などと、ネット上で称賛されている。

「リハーサルなしの一発撮りだったそうで、現場でもスタッフから歓声が上がったそうです。撮影現場での綾瀬はかなり、ストイック。たとえば激しいアクションに挑んだドラマ『精霊の守り人』(NHK)では、アスリート並みの筋トレに励んで身体を鍛え上げた。その半年後に出演した『義母と娘のブルース』(TBS系)は、キャリアウーマン役。腹踊りするシーンがあったので、腹筋が割れていてはおかしい。今度は食事を調整して、逆に脂肪をホンノリつけました。短期間での両極端な肉体改造でしたが、本人は『大変でした~、エヘヘ!』と笑っていましたよ」(民放ドラマ制作スタッフ)

あの木村拓哉が一時、共演者候補として必ず指名していたほど、業界人気は高いという。大手広告代理店関係者は、「CM人気もトップクラスですよ」と言う。

「国民的女優となれば、心配なのはスキャンダル。その点、綾瀬は大沢たかおら共演者と噂になったことはありますが、決定的な写真は一度も撮られていない。男がいることを匂わすような発言もしない。この”守備固さ”があるからこそ、企業側は安心して彼女を起用できる」

ブランドイメージを守ることに関してもストイック。スキンケアブランド『SK-Ⅱ』のCMに10年近く出ているからか、本人は美肌キープに余念がない。

「どんなにキレイな女優でも所属事務所から写真修整の指示が入るのですが、綾瀬に関しては一切入らない。絶対的自信を持っているのです」(芸能プロ幹部)

どうして、そこまでプロ意識が高いのか。背景には不遇の時代があるようだ。綾瀬は’00年の『第25回ホリプロタレントスカウトキャラバン』で審査員特別賞に輝いたことをキッカケに、芸能界入りを果たした。

「彼女の本名は『綾』なのですが、同キャラバンのグランプリが藤本綾(引退)だったため、芸名として使わせてもらえなかったそうです。しばらくはマネージャーもつかず、一人で現場に来ていた。デビュー当時の仕事は巨乳を売りにしたグラビア展開がメイン。実家の広島を離れて一人暮らしをしたこともあり、ストレスで激太り。『1ヵ月で7㎏痩(や)せなければ引退』というダイエット企画に挑戦し、辛くも引退を回避した――という経緯があります。そんな下積み時代を経験しているから、仕事に真剣で、かつ天狗にならないのです」(前出・制作スタッフ)

仕事でのストイックな姿と対照的なのが、素顔の綾瀬だ。

「たとえば、インタビューで質問とは関係ない話を延々とする……なんてことは日常茶飯事(笑)。ただ、彼女はどんな取材でも誠実に対応してくれて、しかも心から楽しそうに答えてくれる。会えば必ずファンになりますよ」(テレビ誌記者)

綾瀬人気はしばらく衰えそうにない。

  • 撮影島颯太

Photo Gallary1

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