撮影中の大怪我から3ヶ月…ファンが思わず心配したゆりやんレトリィバァの歩き方と気になる今後
冬真っ只中の1月中旬の夜、足早に家路を急ぐ人々でにぎわう新大阪駅に現れたのはダウンジャケットを着たゆりやんレトリィバァ(32)。仕事帰りに偶然見かけたというファンの男性は「テレビで見る姿そのままだったので気づいた人も多かったですよ」と微笑む。しかし、人目を引いていた理由は売れっ子芸人であるからだけではないようだ。男性は少し心配そうな表情で「歩き方が片足をかばっている感じというか、若干ぎこちなかったんですよね」と話した。
昨年10月、ネットフリックスで配信予定の主演ドラマ『極悪女王』の演技中に、ゆりやんが頭や背中を強打して緊急入院したのは報道された通り。当時の様子を報じた『文春オンライン』によれば、「頭から落ちる技を受ける動きを100回以上繰り返すなど、かなり苛酷な撮影だった」「慌てて病院を受診したところ、脳が損傷しており少なくとも1週間の入院が必要と診断された」など過酷な撮影だったことが伝えられた。
ゆりやんは退院後すぐツイッターで、
「診断の結果、脳みそに損傷は全くなくて元気です」
と気丈にアピール。その後もお笑いの舞台や記者会見などの仕事をこなしており、後遺症はなかったように思われているが、
「撮影のため体重を増やした上で、プロのレスラーでない人が100回も技を受ければ、脳に損傷はなくとも身体を痛めた可能性は十分にあります。身体のどこかに痛みがあると人は自然とそこをかばうような歩き方になり、他人から見るとぎこちない歩き方に見えてしまうことがあります。ゆりやんさんも、無意識のままにそういう歩き方になっているのかもしれませんね」(医療関係者)
芸人仲間のうちでは「周囲に気を使いすぎるぐらいのお人好しで、頼まれたことを断れない性格」と称されるゆりやん。その優しさが今回の事故に繋がってしまったのかもしれない。
1月21日、「第2回日本ホラー映画大賞」の授賞式が都内で行われ、審査員に選ばれたゆりやんが登壇し、いつのふざけた調子で元気な姿を見せたが、
「ゆりやんのこれまでのイメージよりもさらに大きくなった印象でした。『極悪女王』の撮影がストップしたままですから、今後の撮影のために大きな身体を維持しているのかもしれませんが、移動もかなりゆっくりで身体が重たそうな印象を受けました」(スポーツ紙記者)
撮影中断の理由は監督のスケジュール調整のためということになっているが…。ファンの心配が杞憂に終わり、無事に健康な身体に戻ってくれることを願うばかりだ。
次の記事はこちら #2 回復したというが…ゆりやん「退院後の生活と消えない懸念」
- 写真:足立百合(1,3枚目)