「空気階段」もぐら 離婚発表したラジオ番組でクズエピソードも披露し”クズキャラ”続行に期待の声
「結婚生活は終わりましたけども、私はずっと親ですから。子供たちのことはちゃんと守っていきますし、そこは最後まで親でいたいと思います」
1月30日、「空気階段」の鈴木もぐら(35)が、自身がパーソナリティをつとめる深夜のラジオ番組『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)で27日に離婚したことを報告した。
「番組では相方の水川かたまり(32)に『理由とかは?』と問われて、『浮気があったとか、そういう大きいことがあったとかってわけではない』とし、競馬やパチンコなどギャンブルが原因であることも否定しました。そして『考え方とかじゃないけども、そういうことで…』と詳しいことは明らかにしませんでした」(スポーツ紙記者)
今回の離婚の原因の一つではないかと言われているのが、2019年に『空気階段の踊り場』で公開されたモグラに宛てられた妻からの1通のメールだ。当時、もぐらは「家族といるときにはタバコは吸わない」という家庭のルールを破ったことで、妻の母親名義で借りていた携帯を取り上げられていたという。
「付き合ってから2年間、ルールや約束を破り続け、謝っても次の日には同じことを繰り返しウソをつき、その度に何億回もあなたを許してきました。しかし、その積み重ねの結果がこれです。(中略)言い訳ばかりして何も成長しませんでしたね。なら、私はもうあなたを助けません(略)」
離婚もやむなしというくらいさんざんな言われようだが、これはあくまで3年半前の話。かつてはクズエピソードには事欠かなかったもぐらも、21年に『キングオブコント(KOC)』で優勝してからは売れっ子芸人となり、クズキャラも卒業かと思われていた。
「KOC優勝前まではお金がなくて奥さんと子供とは別居していましたが、優勝を機に同居を再開しました。結婚のときには贈れなかった指輪を奥さんに贈ったり、子供たちとの仲睦まじい様子などを話していたのが印象的でした」(バラエティ番組制作関係者)
売れっ子になってお金に困らなくなっても、もぐらの〝クズ″ぶりは直らなかったのだろうか。「おぎやはぎ」の小木博明と矢作兼も自身のラジオ番組『JUNKおぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)でこう語っていた。
「クズを受け入れた奥さんと離婚って、あんまり想像できないじゃん。(中略)もうこんなダメなところ全部見た人間を、嫌いにならないじゃん。何が原因なんだろう?って、俺ら想像できないような理由なんだろうなって思うよね。一般的な理由じゃないだろ」(矢作)
「本人、すごいね、『ここは放っておいてほしい』みたいな感じで言ってたしね。まあ、これ、本当にあれなんだろうな、ヤバいんだろうな」(小木)
それほど、もぐらのクズぶりは周囲の人すべてを引かせてしまうレベルということなのか。だが、意外にもそんなもぐらのクズぶりを歓迎する声もあるという。
「もぐらの昨年のテレビ出演本数は177本。12月にはラジオで借金完済間近であることを明かしています。さらに子供をインターナショナルスクールに通わせたいと話すなど『ビジネスクズ芸人では?』という批判もされていましたし、クズキャラで売るのはそろそろ限界かなとも思われていましたが、30日の離婚を発表したラジオでは、飛行機内でのクズエピソードもしっかり披露していました。やっぱり面白いんです。これからはとことんクズキャラを突き通してほしいという期待の声もあります」(バラエティ番組制作関係者)
そのエピソードとは、機内で寝ていたら隣に座っていた乗客から「いびきがうるさい。寝るな!」と肩を殴られて怒鳴られたというものだ。もぐらはその仕返しとして「もう寝ないです」と返答して「すぐ寝た」そうだ。
やっぱり”クズ”であることはもぐらの魅力ではある。夫婦の間に何があったかはわからないが、これからも愛すべき”クズキャラ”として、笑いを振り撒いてくれるだろう。

写真:足立百合