〈不倫や略奪愛、復縁など、家族や友人には打ち明けづらい恋愛に的確なアドバイスを送ることを得意とした、ちょっと変わった恋愛相談所である「ANSWERS」。
その相談員である水沢翔子さんのところには毎日のように不倫や略奪愛の相談が届いている。
今回紹介するのは、妻に不倫されている夫を指す「サレ夫」からの相談。不倫の被害者である「サレ夫」の共通点や実際に送ったアドバイスを紹介する〉
<figure id="attachment_296222" aria-describedby="caption-attachment-296222" style="width: 5125px" class="wp-caption aligncenter"><a href="#" data-ident_hash="9f923854"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/02/aflo_11696055.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-296222" class="wp-caption-text">写真はイメージです/アフロ</figcaption></figure>
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今回のケースは、高橋義春さん（仮名：42歳）からの相談。高橋さんは10年前に２歳年下の純夏さんと結婚。結婚後すぐに子供ができ、９歳になる娘がいる。
一見平穏なこの家族。毎日残業で帰宅が遅くなる義春さんは気付いていなかったが、なんと、２ヵ月程前から週１で２～３時間娘を実家に預け、その間、奥さんは出かけていることが判明したのだ。
どうして何も言わずに出かけるのかと奥さんを問い詰めると「私だって時々友達と息抜きしたっていいでしょ？　お母さんだって孫に会えて喜ぶし」と涼しい顔で答えたとのこと。
こっそりのぞいた携帯からは特に怪しいやり取りは見つからず、これなら大丈夫だろうと思いこんでいた義春さん。しかし、飲みの席でこの話を明かした際の同僚の「お前の奥さん、浮気でもしてるんじゃない(笑)？」という一言で急に不安になり、私たちの所に相談にきたのです。
普通なら、探偵事務所などに電話をするところでしょう。ところが高橋さんは、『気のせいでは？　安心して大丈夫ですよ』と言われて安心したかったようでした。電話相談が始まったとたん『浮気しているんでしょうか？』『ネットで見た要素とは当てはまらないんですがどう思います？』と質問責め。
現状をある程度ヒアリングし、『もし仮に浮気されていた場合、その原因や奥さんのストレスや不満などで思い当たることはありますか？』と質問したところ、『特にないです』という回答だったのです。ふつうの相談なら、「なら大丈夫ですよ」と言って電話を切るところ。しかし、浮気判定の場合は違うのです。
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<div data-friday-nextpage-lead="相談員水沢が分析した「サレ夫」の共通点と心理"></div>
<h3>相談員水沢が分析した「サレ夫」の共通点と心理</h3>
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私はその回答を聞いたとき怪しいなと感じました。というのも、話の中で「以前は夫婦げんかをよくしていたんですが、最近はそれがなくなった。だから大丈夫ですよね？」という質問があったからです。実は、ここは浮気のひとつのポイントなのです。
まず、夫婦げんかの理由を伺ったところ、「覚えていない」と答えました。にもかかわらず、義春さんは「別に大きな不満はもっていないはず」とはっきり回答。この矛盾が、「はたして彼は、奥さんが求める向き合い方が本当にできていたのか？」という疑問に繋がったのです。
サレ夫さんの特徴は大きなくくりで４つあります。
・妻の変化に鈍感。気づかない。 
・感情表現を何もしない、していない（特に感謝や謝罪など）。 
・男としての魅力に無頓着。 
・妻の話をあまり聞いていない。
ヒアリングを続けると、普段の義春さんは上記の特徴にもかなり当てはまっていました。さらに奥さんは少し前まで「あなたは本当にだらしない」「自分が悪いって認められないの？」「協力しようかなと思わないの？」などの発言を彼に向かって言い放っていたことも分かったんです。
ですが、最近そういったお小言も減っていたため、「そういうところも含めてあなたなのよね…と受け入れてくれたかと思っていました。でもケンカがなくなるのはいい事ですよね？(笑)」と義春さん自身、良い傾向だと解釈していました。
「浮気とかじゃないですよね？　大丈夫ですよね？」と同意を求める義春さんに対して、「状況的に浮気されていてもおかしくない状況」だと感じると正直にお伝えしました。
「ケンカがなくなる＝良いこと」とは限りません。相手をどうにかしたいという情熱がなくなり、興味がなくなったときや興味対象が別にできた場合にもケンカはなくなります。
ですが、まだ断言はできません。そこで改めて、以下のことを確認してほしいとお伝えしました。
・化粧の雰囲気がいつもと違う日があるかどうか。 
・比較的新しめの下着が増えていないか。 
・夫婦の営みに誘ってみたときの反応。
言葉ではなく行動を調べる。というのも、義春さんが何か直接質問しても、友人付き合いなどを理由にして、かわされてしまうだけでしょう。
むしろ、「夫は自分に無関心」だと認識している可能性が高いため、ふとした行動や持ち物などに詰めの甘さがでるかもしれない、と私は考えたんです。
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結末は&lt;<a href="https://friday.kodansha.co.jp/article/296224">「妻が不倫発覚！？」アドバイスを受けた「サレ夫」が急にモテ始めて…</a>（後編）&gt;でお届けします。
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現役恋愛工作員・不倫診断士・不倫相談士・マッチングアプリストとして電話相談ANSWERSにてカウンセラーとして活動中。恋愛工作の現場で得た恋愛のノウハウやテクニックをドリル化したカリキュラムシリーズも大好評。

水沢翔子

〈不倫や略奪愛、復縁など、家族や友人には打ち明けづらい恋愛に的確なアドバイスを送ることを得意とした、ちょっと変わった恋愛相談所である「ANSWERS」。 その相談員である水沢翔子さんのところには毎日の

「妻が週１で娘をほったらかしにして男と密会」不倫の駆け込み相談所が「サレ夫」へ驚きのアドバイス

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