「著書売り上げ好調」のアンジャッシュ渡部建が「結婚式スピーチ営業」がバブル状態で〝ウハウハ〟に

ついに勝機を見いだしたようだ――。

’20年６月に複数の女性との不倫スキャンダルで芸能活動を自粛し、１年８ヵ月の謹慎生活を過ごしたお笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建。いまだテレビではほとんど見かけることはなく、レギュラー番組は’04年から続けているローカル番組『白黒アンジャッシュ』（チバテレ）のみだ。収録はまとめ撮りで、月１回の稼働となっている。

最近では昨年11月にコミュニケーション術のノウハウを詰め込んだ『超一流の会話力』（きずな出版）を出版。アマゾンの「ビジネスコミュニケーション」のカテゴリではベストセラーランキング１位（３月15日時点）となるほどの人気だ。

復帰後、着々と仕事をこなしている渡部だが、今年に入り同番組で、

「結婚式？ 〝えっ〟と思うじゃない。俺も〝どのツラ下げて……〟と思って行ったんですよ。結論から言いますとめちゃくちゃウケますね」

と、仲の良い知人から頼まれて〝結婚式のスピーチ〟をしたことを明かしている。

どういうスピーチをしたかと相方の児島一哉に尋ねられると

「永遠の愛を誓うこの式でスピーチを僕に頼む新郎の勇気をまず称えてください」

「結婚生活には大事なことがたくさんあります。まずは〝絶対に嘘をつかないこと〟ドーン！　〝夫婦で秘密をつくらないこと〟ドーン！　〝そして奥様を泣かせないこと〟ドカーン！ 何言ってもウケるね」

と、会場で来賓客を大爆笑させたことを明かした。

「これからどういう場で活躍してったらいいかなと思ってたんだけど……」

と復帰後の活動について迷いがあったことを明かした渡部も、

「〝お前が言うなバブル〟が来てる」

と活路を開きかけていることを喜んだ。

それを聞いた児島も思い当たる節があるようで、マネージャーに頼まれて結婚式のお祝いコメントをVTRで収録した際、

「旦那さん、浮気だけは気をつけてくださいね！」

と言ったところ、後日聞いたら会場では大ウケだったという。

渡部も〝VTRコメント〟でのスタイルもオファーがあるようだが、今後はコンビで漫才の掛け合いのように渡部が話して、児島がツッコミを入れるというスタイルでやってみようという話でスタジオトークは盛り上がった。

「結婚式で言うと、エスパー伊東さんが30分20万円で余興を受けて、年収2000万円だったことを明かし、一時話題になりました。渡部さんクラスになると20万円では到底きかないでしょう。

アンジャッシュはコンビでスケジュールを共有しているそうですが、児島さんが渡部さんの仕事量がどんどん増えていると明かしていました。ピーク時には程遠いですが、本も売れていますし年収数千万円は視野に入っているでしょう。逆に言うとテレビは拘束時間も長い上にギャラも大したことがないので、結婚式営業というのはかなりおいしい仕事と言えます」（スポーツ紙記者）

確かにスキャンダルの波乱はあったが、逆に言うとそれでも佐々木希と離婚していないばかりか、昨年11月には第二子妊娠を発表。強固な夫婦関係とも取れる。

縁起がいいかはさておき、結婚式では大盛り上がりすることは間違いないなさそうだ――。