ひろゆき氏が「岸田首相襲撃」木村容疑者に〝同情コメント〟も「社会や政治のせいにしてるだけ」と物議 | FRIDAYデジタル

ひろゆき氏が「岸田首相襲撃」木村容疑者に〝同情コメント〟も「社会や政治のせいにしてるだけ」と物議

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岸田襲撃犯について言及したひろゆき氏
岸田襲撃犯について言及したひろゆき氏

和歌山県で岸田文雄首相の選挙応援演説中に爆発物が投げ込まれた事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された無職、木村隆二容疑者。そんな彼に〝ひろゆき〟こと西村博之氏が同情的な見解を示したことが話題になっている。

ひろゆき氏は4月19日、ツイッターに産経新聞の

『木村容疑者、現行政治に不満か 「統一教会の組織票で当選」と訴訟で主張』

という記事を引用する形でコメントを投稿した。

木村容疑者は、昨年7月の参院選に立候補しようとしたが、被選挙権である30歳以上という規定を満たしておらず、さらに300万円という供託金を用意できなかったため立候補は叶わなかったという。それらに対し「法の下の平等」などを定めた憲法に違反するとして国に10万円の損害賠償を求めて提訴した。

神戸地裁は昨年11月、年齢要件や供託金制度はいずれも合理的として棄却。木村容疑者は控訴し、来月に判決となっている。

木村容疑者は弁護士をつけない本人訴訟だったという。裁判記録によると、

「既存政治家は国民の信任を経ずとも(旧)統一教会の組織票で当選し、利益を不当に独占し、国民に損害を与え続けている」

と選挙制度や現状の政治に対する不満を訴えていた。また安倍氏の国葬に対しても

「岸田内閣は故安倍晋三の国葬を世論の反対多数の中で議会での審理を経ずに閣議決定のみで強行した。このような民主主義への挑戦は許されるべきものではない」

と批判している。

これを受けてひろゆき氏はツイッターで、

《岸田首相襲撃犯の木村容疑者。現行政治に不満「統一教会の組織票で当選」と訴訟で主張。彼なりに社会を良くしようとした結果だとすると、現状に不満を感じる人達のエネルギーと行動力を正しく向ける先がない事が問題なのかもしれない。働いても社会が良くなる気がしない。。》

と木村容疑者の内面に対して私見をつづった。

これに対し一般ユーザーからは

《この人は自分の人生が上手くいかないのを社会や政治のせいにしてるだけでは無いかと個人的には思う》

《正直、フォロワー数の多いひろゆき氏のこのツイートは危険だと思うな。模倣犯を生み出しかねない》

などの意見が多く寄せられ、ネット上などで物議をかもしている。

「木村容疑者は地元・川西市議の市政報告会に参加していたとみられています。その場には大串正樹デジタル副大臣がいて、木村容疑者とみられる男から話しかけられたそうですが、市議の報酬について聞かれたり、立候補できるよう法改正してほしいと言われたりはしたが、政策についての話は一切出なかったと答えています。

発言をよく精査していくと、世の中を良くしたいというよりは、立候補は〝お金目的〟であったのではないかと勘繰りたくなる。今すぐお金が欲しいのに立候補できず現職の政治家を逆恨みしたのでは。挙げ句の果てに爆弾を投げつけるとは、非常に身勝手な行動で同情の余地など全くないと思います」(テレビ局報道部記者)

木村容疑者が用意した爆発物は40m~50m先の場所にまで傷や穴を開けていたという。

失うものがなく自暴自棄になり一人で犯行に及ぶ者を〝無敵の人〟〝ローンオフェンダー〟などと呼ぶことがあるが、木村容疑者の蛮行で死者が出なかったことだけが不幸中の幸いだ……。

  • PHOTOPasya/アフロ

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