ひろゆきも称賛!『ミヤネ屋』旧統一教会への攻めっぷりの裏事情 | FRIDAYデジタル

ひろゆきも称賛!『ミヤネ屋』旧統一教会への攻めっぷりの裏事情

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旧統一教会への追及の手を緩めない『ミヤネ屋』MCの宮根誠司。視聴率も高く、国民の関心の高さが分かる
旧統一教会への追及の手を緩めない『ミヤネ屋』MCの宮根誠司。視聴率も高く、国民の関心の高さが分かる

安倍晋三元総理が山上徹也容疑者の“凶弾”に倒れてから、間もなく1ヵ月が過ぎようとしている。

メディアはこぞって山上容疑者の動機に深く関わる旧統一教会問題を報じているが、なかでも気を吐いているのは、宮根誠司がMCを務める『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)だ。

「視聴率が低迷し、一部で打ち切り論も出ているミヤネ屋にとっては“神風”が吹いたといっていい。連日この問題を取り上げているのは、とにかく数字が取れるから。関西制作の番組らしく、イケイケドンドンですよ」(テレビ局関係者)

もっか永田町の関心事は自民党と旧統一教会との“ただならぬ関係”だ。

亡くなった安倍元首相が関連団体のUPF(天宙平和連合)にメッセージを送っていたことはもとより、自民党の岸信夫防衛大臣、細田博之衆院議長、末松信介文部科学大臣、さらには二之湯智国家公安委員長までもが過去に交流があったことがわかっている。

宮根は番組で岸田首相に対し

「リーダーシップを発揮して、旧統一教会との決別宣言だったり、被害者救済宣言、それくらい強いメッセージ性を出さなきゃいけないと思うんですよ」

と踏み込んだ発言をし、ネット上で称賛を受けた。

旧統一教会側も黙ってはいない。7月31日に公式サイトで

《【報道機関各位】著作権映像の報道使用に関する注意喚起》

と題したプレスリリースを発表。

《今後、当法人の許可なく、当法人の著作物である映像等を無断使用することは絶対にしないで下さい。この警告にもかかわらず、無断使用をした場合には、法的手段を講じる所存ですのでご注意下さい》

とクギを刺した。しかし、こうした抗議はメディアを逆に刺激する悪手でもある。スポーツ紙記者は

「ようは『これ以上、報じるな』と言っているようなものですからね。現場の最前線で働く人が“何クソ”と思うのは当然で、チームの結束は強まるものです。ミヤネ屋にしてもそうでした」

と話す。

同番組は8月1日放送で2時間の放送枠のうち、何と1時間25分を使って、政治と教団の関係を特集。翌2日も11年半、旧統一教会の信者として活動していた金沢大学・仲正昌樹教授をリモート出演させ、当時の霊感商法について深堀りした。

さらに3日と5日の放送では教団側から「要注意人物」と指定されたジャーナリスト・鈴木エイト氏を招き、教団の生々しい実態を紹介した。

こうした報道姿勢には、2ちゃんねる創設者のひろゆき氏もツイッターで

《「ミヤネ屋」スタッフ、カッコいい》

と反応。前出の有田氏も

《統一教会からの抗議に抗して番組作りしていると思います。「有田さんの発言に抗議が来たので、また出ていただきました」とも聞きました。「ザ・ワイド」時代にオウム報道で頑張ってきたスタッフも健在です》

とツイートした。

ミヤネ屋の奮闘ぶりは着実に視聴率に反映されている。

2日の同番組視聴率は世帯7・1%、個人で3・7%だった(ともにビデオリサーチ調べ/関東地区)。6月の視聴率が4~5%台だったのだから、大幅アップと言っていい。

「がぜんやる気を出しているのが宮根さん。これまでは何かと叩かれることも多かったですが、今回はネットから称賛の声が集まっている。

これに気を良くしたのか、番組サイドに旧統一教会問題でしばらく行くよう指示したそうです。まさに神風。番組サイドも『ここで一気に(低迷分)を取り返す!』と意気込んでいますよ」

とは前出のテレビ局関係者。しばらくは“ミヤネ屋無双”が続きそうだ。

  • PHOTO川崎侑弥

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