1969年生まれ。ジュニアライト級でボクシングのプロテストに合格するも、左肘のケガで挫折。週刊誌記者を経て、ノンフィクションライターに。1996年に渡米し、アメリカの公立高校で教壇に立つなど教育者としても活動。2014年、東京大学大学院情報学環教育部修了。著書に『マイノリティーの拳』『アメリカ下層教育現場』『アメリカ問題児再生教室』（全て光文社電子書籍）『神様のリング』『世の中への扉 進め! サムライブルー』、『ほめて伸ばすコーチング』（全て講談社）などがある。ジェイ・ビー・シー（株）広報部所属

林 壮一

<figure id="attachment_307511" aria-describedby="caption-attachment-307511" style="width: 1628px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="8b2e0487"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/04/1ac191f65b4f91e2103b9ee3bd188522.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-307511" class="wp-caption-text">初回にプロ初のダウンを喫するも慌てず逆転KO。「ジャブが当たっていたし、クアルトのパンチは見えていました」</figcaption></figure>
「左ストレートの練習を徹底的にやりました。試合で出せて良かったです」
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４月16日、重岡銀次朗（23）がレネ・マーク・クアルト（26）をＫＯして、ＩＢＦミニマム級暫定王者となった。
歓喜の直後、銀次朗に話をきくと「４〜５ラウンドで勝利を確信しました」と冷静に振り返った。
ベルトを呼び寄せたのは、この試合に向けて磨いた左ストレートだった。
クアルトがカウンターを狙っていると察すると、銀次朗は左ストレートを上下に打ち分け、何度もボディを叩いてクアルトの体力を削っていった。高校時代に５冠を達成した「Ｚ世代最強の男」銀次朗を口説き、上京させたワタナベジムの渡辺均会長（73）は冷静に獲物を追い詰めた愛弟子に感動すら覚えていた。
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「彼は、京口紘人(ひろと)（元ＩＢＦミニマム級、前ＷＢＡライトフライ級スーパー王者）らウチのトップ選手と『切磋琢磨したい』と言って入ってくれたんです」
サウスポーでハードパンチャーの銀次朗は、国内でスパーリングパートナーを見付けるのに一苦労する。各ジム、選手が壊されることを危惧するからである。今回、胸を貸したのがその京口だった。
「獲るべくして獲ったベルトです。今後、どこまで伸びるか楽しみですね」（京口）
近く正規王者との統一戦が組まれるはずだ。銀次朗は結んだ。
「もっともっと強くなりたいです。そのためにも海外で修業したいですね」
負け知らずの銀次朗は、今後どんな道を拓いていくか。
<figure id="attachment_307510" aria-describedby="caption-attachment-307510" style="width: 2500px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="fe251694"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/04/2e6c9c98fd7db85f8d4927c0b189880d.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-307510" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　重岡銀次朗 脅威の左ストレートで世界奪取!「Z世代最強の男」を歓喜の直後に独占直撃</figcaption></figure>
<figure id="attachment_307512" aria-describedby="caption-attachment-307512" style="width: 2500px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="5bab3fde"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/04/3a022214ef52fd67873c6723d38c4659.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-307512" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　重岡銀次朗 脅威の左ストレートで世界奪取!「Z世代最強の男」を歓喜の直後に独占直撃</figcaption></figure>
<figure id="attachment_307513" aria-describedby="caption-attachment-307513" style="width: 2500px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ba04df2d"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/04/dce03d7c4ad56ffe238f46a2a19cde15.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-307513" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　重岡銀次朗 脅威の左ストレートで世界奪取!「Z世代最強の男」を歓喜の直後に独占直撃</figcaption></figure>
『FRIDAY』2023年5月5日号より

鬼怒川 毅

脅威の左ストレートで世界奪取！重岡銀次朗がレネ・マーク・クアルトをＫＯして、ＩＢＦミニマム級暫定王者となった！歓喜の直後に、本誌は独占直撃！

重岡銀次朗脅威の左ストレートで世界奪取！「Z世代最強の男」を歓喜の直後に独占直撃

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