ネックは「独立リスク」のみ…出演オファー殺到! 小芝風花の業界内での「評価が高い」納得のワケ | FRIDAYデジタル

ネックは「独立リスク」のみ…出演オファー殺到! 小芝風花の業界内での「評価が高い」納得のワケ

スタッフは見た!週刊テレビのウラ側

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
『波よ聞いてくれ』でのスピードトークが話題の小芝。「長台詞なのに、アドリブはほぼなく、台本に忠実」(制作会社幹部)とテレビマンも絶賛
『波よ聞いてくれ』でのスピードトークが話題の小芝。「長台詞なのに、アドリブはほぼなく、台本に忠実」(制作会社幹部)とテレビマンも絶賛

小芝風花(26)主演のドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)の初回放送がツイッターのトレンド1位に輝くなど、ナイトドラマ枠ながら健闘している。

「同名の漫画が原作です。主人公のやさぐれ女子を清純派の小芝が演じることが発表された直後は、原作ファンから″イメージと違う″と不満が出たものの、いざ放送が始まると″ハマり役″と賞賛の声が相次いでいます」(テレビ誌編集者)

’20年放送の『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)で民放連ドラ初主演を務めて以来、小芝はドラマや映画に引っ張りだこ。米倉涼子(47)や剛力彩芽(30)、岡田結実(ゆい)(23)ら看板俳優の退社が相次いだオスカープロモーションの救世主となる活躍ぶりだ。

「オスカーは自社で主催する『全日本国民的美少女コンテスト』出身者を優遇する傾向がありますが、小芝は東日本大震災で同コンテストが中止になった代替措置として開催された『イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011』でグランプリを獲得してデビュー。通常のルートとは違うからか、当初はそこまで事務所からプッシュされていないように見えました。

ところが’14年公開の初主演映画『魔女の宅急便』やNHK朝ドラ『あさが来た』の役をオーディションで勝ち取った。事務所の″ゴリ押し″や″バーター″が横行する芸能界では珍しい、自力でブレイクした稀有な存在です」(キー局プロデューサー)

そんな彼女を一躍全国区にしたのが、’19年にNHKで放送された『トクサツガガガ』。小芝は同作で主演を務めた。

「特撮オタクのOLがハマり役だったこともあり、オタク系のファンが一気に増えましたね。この作品も漫画が原作なのですが、小芝は研究熱心で原作ファンが納得するほど忠実に演じた。これが支持を集めました。今では、漫画の実写化でドラマを作る際、真っ先にキャスティング候補にあがるようになっていますよ」(制作会社ディレクター)

現在26歳ながら、スキャンダルとは無縁という真面目さも、オファーが絶えない理由だという。

「仕事に対して真面目だし、関西出身でトークは面白いし、人懐っこくて現場ウケは抜群。彼女と一度でも仕事をしたことがある人はだいたい、″また仕事をしたい″と言いますね。所属事務所もまったく手を焼かない優等生です。年齢的に今後、熱愛報道ぐらいは出るかもしれませんが、真面目な交際であれば俳優としての評価には響かないでしょう」(広告代理店関係者)

唯一のネックは、「オスカープロモーションからの独立リスク」だと前出のキー局プロデューサーは苦笑する。

「剛力や岡田が退社したり、武井咲(えみ)(29)が結婚・出産に踏み切ったりした背景には、所属事務所の経営方針や仕事のスタイル等に不満があったからだと報じられていますからね。売れっ子の小芝は酷使されているように見えるので、先輩たちの二の舞にならないといいのですが。彼女が主演する『波よ聞いてくれ』には、原作にない役でオスカーのタレントが出演しており、″露骨なバーター″だと心ない批判の声もあがっています。小芝の評価まで落としかねないので心配ですよ」

救世主は大事にしたいところだが……。

『FRIDAY』2023年5月26日号より

  • PHOTO中村和彦

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事