市川猿之助が救急搬送、香川照之は「性加害報道」…スキャンダル続く澤瀉屋一門が歩む〝イバラ道〟 | FRIDAYデジタル

市川猿之助が救急搬送、香川照之は「性加害報道」…スキャンダル続く澤瀉屋一門が歩む〝イバラ道〟

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一門を背負う市川猿之助(左)と香川照之(右)。2人もスキャンダルに見舞われたが……
一門を背負う市川猿之助(左)と香川照之(右)。2人もスキャンダルに見舞われたが……

梨園に激震が走った――。

5月18日、歌舞伎役者の市川猿之助が自宅で倒れているところを発見され、救急搬送された。

父の市川段四郎さんと母親は帰らぬ人に。猿之助は命に別状はないという。

「自宅からは猿之助さんの遺書のようなものが発見されたと言われています。実はこの日は《歌舞伎激震の性被害! 市川猿之助 濃厚セクハラ》と題する告発記事が掲載された『女性セブン』の発売日でした。もしかしたら、今回の件と関係あるのかもしれませんね……」(ワイドショー関係者)

猿之助は’12年に「四代目市川猿之助」を襲名。澤瀉屋一門のトップに君臨することになった。

「先代の猿之助(現・猿翁)さんは『スーパー歌舞伎』を確立。それまで傍流だった澤瀉屋を、人気一門に押し上げた花形役者でした。

その名跡を甥っ子である当代が継いだわけですが、そこには先代の息子だった香川照之さんの歌舞伎入りという事情もありましたね」(女性誌記者)

歌舞伎役者の息子として生まれながらも、離婚後は別の道を歩んでいた香川照之。それが46歳で「市川中車」を襲名し“異例”の歌舞伎界入りしたわけは、香川の息子の存在があったからだ。

「当時、息子さんは香川さんと一緒に8歳で歌舞伎入りし、市川團子を襲名しました。8歳というのは歌舞伎の家に生まれた人にとっては、決して早いわけではない。それでも香川さんが親子で歌舞伎界入りしたウラには、自分が無理だった猿之助を息子に継いでほしいという思いがあるからでしょうね」(同・女性誌記者)

だが、当の香川が’22年に銀座のホステスに対する性加害報道で番組などを降板。12月に歌舞伎の舞台には復帰したものの、いまだテレビなど完全復帰には至っていない。

そんな中で飛び込んできた、猿之助の救急搬送と「セクハラ報道」。香川、猿之助と看板役者に続けてスキャンダルが報じられた澤瀉屋は、まさに崖っぷち状態だ。

「一門のトップである猿之助さんは、両親が亡くなり、舞台に復帰できるのかも分からない。かといって、猿之助さんの代わりが務まるような役者は一門の中には見つからないんです。

猿翁さんは現在、表舞台に出ておらず、一時期『次の猿之助』の呼び声が高かった市川右團次さんも一門を離れてしまっている。スキャンダルから立ち直れていない香川さんは論外ですし、息子の團子さんはまだ19歳と、その重責を担わせるのは酷でしょうからね……」(松竹関係者)

まさかの逆風に見舞われた澤瀉屋。先代の猿之助が大きくした一門は、今後どこへ向かうのだろうか――。

 

  • PHOTO原 一平

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