ハードな役作りの影響か… ドラマ降板の鈴木京香が語っていた「プレッシャーの中身」 | FRIDAYデジタル

ハードな役作りの影響か… ドラマ降板の鈴木京香が語っていた「プレッシャーの中身」

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ゆっくり休んでから復帰してほしい(’18年1月)
ゆっくり休んでから復帰してほしい(’18年1月)

〈病気治療でお休みをいただくことになりました。「この素晴らしき世界」の撮影に参加できなくなったことは本当に残念で申し訳なく思っています。ご心配をお掛けしますが、早くお仕事に戻れるようしばらくは治療に専念させていただきます〉

7月期の連続ドラマ『この素晴らしき世界』(フジテレビ系)で主演を務める予定だった鈴木京香(54)の降板を同局が発表したのは11日のことだった。同日、鈴木は公式サイトで冒頭のようにコメントを発表した。同局で20年ぶりの主演ドラマであり、一人二役を務める話題のドラマだっただけに、ファンからは悲しみの声と共に心配の声も多数寄せられている。

「発表直後、緊急入院、手術という報道もありましたが、現在は自宅で静養しているそうです。ドラマの初日の撮影の夜に体調不良を訴え、翌日に病院で診断した結果、何かしらの病気が発覚したということですから、初日を迎えるまで役に集中していたのかもしれません」(スポーツ紙記者)

鈴木は、演じる役を徹底的に作り込む性格で知られている。’15年に主演した映画『おかあさんの木』では、戦争によって7人の子供を次々と兵隊にとられ、そのたびに桐の木を植えて息子の帰りを待つ母親を演じた。この役作りについて鈴木は、以下のようにコメントしていた。

〈わたし自身、子供を育てたことがありませんから、いろんな人から母について聞いたり、自分の母を思い、みんなが理想とするお母さんに近づけたらいいなと思いながら撮影しました〉

〈克明に脚本を読むと、まだ字を目で追っているだけなのに涙が出てしまった。でも、水っぽくならないように、自分を律しながら、母として強く、強くと心掛けた日々でした〉

昨年放送されたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、後白河法皇の寵愛を背景に、都で強い影響力を発揮する丹後局(たんごのつぼね)を演じた。

「役作りの際に、脚本家の三谷幸喜さんから『体重を10キロ増やしてください』と要求されたそうです。しかし、他の仕事との兼ね合いもあって難しいと伝えると、『顔だけ10キロ太ったようにしてください』とお願いされたそうで、鈴木さんは撮影の直前に水をがぶ飲みして、顔をむくませるようにしていたという話です」(NHK関係者)

さらに、小池栄子扮する北条政子にプレッシャーをかけ続ける演技に鈴木は、

〈年上の女性としてアドバイスがしっかり届いて、強い政子をいじめなきゃいけないというか、いじめているように見えなきゃいけないのは、結構プレッシャーでしたから(笑)、終わってホッとしました〉

とコメントしていた。

実は昨年11月、ちょうど『鎌倉殿』がクランクアップした頃だろうか、本誌は体調が思わしくなさそうな鈴木の姿を目撃していた。スポーツクラブの入るビルから出てきた鈴木の足取りは重く、表情も暗い。運動の後にしてはあまりにフラフラな足取りに「体調が悪いのでは?」と心配になるほどだったのだ。

「当時は『鎌倉殿の13人』の撮影も終わり、スケジュール的にはキツくなかったはずですが、役から離れた時に疲れがどっと出た可能性があります」(芸能事務所幹部)

鈴木は40歳になった頃、あるインタビューでこのように語っている。

〈女優は肉体労働的なところがあるし、まるでアスリートのような職業でもある〉

そうはいっても、アスリートにも長期の休養は必要だ。現在、今後の治療方針について検討中ということだが、鈴木は周囲に「大丈夫だよ」と話しているという。今はただ、ゆっくり治療に専念してもらいたい。

  • PHOTO西圭介

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