「闇バイト」に応募した若者を逃さない…元ヤクザVTuber「懲役太郎」が語る「裏切らせない」方法 | FRIDAYデジタル

「闇バイト」に応募した若者を逃さない…元ヤクザVTuber「懲役太郎」が語る「裏切らせない」方法

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
闇バイトに応募した若者を逃げられなくする方法があるという(写真はイメージです)
闇バイトに応募した若者を逃げられなくする方法があるという(写真はイメージです)

昨今少しずつ増え始めている「闇バイト」による強盗などの犯罪。ここ数年だけでもガス点検と称して川崎市の民家に押し入って60代の女性を粘着テープで縛り、現金14万円とキャッシュカードを奪った事件や、1人暮らしの60代女性の家に押し入り、腰の骨を折るなど全治約1ヵ月の重傷を負わせた事件などが起きており、注目を集めている。

実行犯を集める方法は、TwitterなどのSNS。’20年頃は闇バイトなどの隠語を入れたツイートをすることで人を集めていたが、現在は「お金ない」などのツイートをしている人に直接DMすることで実行犯を集めているという。

そんな方法で集められた彼らの多くは普通の若者で、人に暴力を振るってお金を奪い取るような性格のものではないようだが、彼らを「変える方法」があるという。

その方法を、何度も刑務所に入っている人のことを指す「懲役太郎」という名前でバーチャルユーチューバー(VTuber)活動を行っており、自身も元ヤクザである「懲役太郎」が解説する。

「闇バイトも、最初にあくまでもバイトっていうことで、名前、住所、年齢などを聞くんです。そのあと世間話的な感じで親の職業だったり実家の住所だったりを聞いていくんですね。

その時点で、ほとんどの若者がヤバいと感じて逃げるんですが、そこで気が付けなかった人が逃げられなくなっていくんです。

闇バイトを運営している“半グレ”と呼ばれる暴力団に所属せずに犯罪を行う人たちは、お金にならないことはしないので逃げたところで何かするわけではないんですが、実際にその場にいるとわからなくなっちゃうんでしょうね」

ここまでを聞くと、さまざまな個人情報を知られてしまい、逃げられなくなってしょうがなく犯罪行為をしてしまったように思えるが、実際の実行犯は「おつかい」のような気分で実行していることが多いのだという。

「ただ逃げられないように個人情報を握っても、結局実行できなかったら意味がありませんから、電話などで指示する役の人がうまくそそのかすんです。

そこにいる警備員の人や住んでいる人と話は済んでいるとか、カギはかかってないからすんなり入れるなどと巧みに嘘をついて行かせるんです。

実行役と指示役はテレグラムやシグナルなどの機密性の高い通信アプリを使ってやり取りしていますから、実行犯が捕まっても指示役は捕まらないので、100人行かせて1人成功すればいいわけです。捕まったら報酬は払わなくていいですからね」

警察といたちごっこを繰り広げている犯罪組織集団。巧妙な手口で犯罪の道に引きずり込まれる前に、知識を付けたり知り合いと定期的に連絡を取るなどして“自己防衛”していくことが大切だ。

ヤクザの世界を知り尽くした「懲役太郎」が監修する超リアルな極道漫画『極道楽園』を読む

Photo Gallery2

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事