元ヤクザのVTuber「懲役太郎」が解説…「極道たち」が出世するためにやっていた「恐ろしい仕事」 | FRIDAYデジタル

元ヤクザのVTuber「懲役太郎」が解説…「極道たち」が出世するためにやっていた「恐ろしい仕事」

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写真はイメージです/フォトライブラリー
写真はイメージです/フォトライブラリー

すさまじい雰囲気で、駅に現れただけでニュースになることもある大物ヤクザ。普通の会社員であれば年齢や仕事の成果で出世するのだが、ヤクザの世界は少し違ったしきたりがあるのだという。

バーチャルユーチューバー(VTuber)活動を行っており、何度も刑務所に入っている人のことを指す「懲役太郎」という名前でヤクザの出世事情について話す。

「バブルの前は、完全に人望と力で出世が決まっていました。当時はお金のことを考えるような奴はヤクザじゃないという風潮があったんです。暴走族の総長のみたいな人望がある人がどんどん出世していました。結局人数を集める人望があると力もありますからね。大きな組の組長クラスはみんな暴走族からヤクザになった人が多いのはそこが原因ですね」

人望と力で出世するかどうかが決まっていたヤクザの世界だが、昭和末期から平成初期にかけてのバブルで全てが変わったのだという。

「バブルでヤクザの世界が一変したので、びっくりしましたね。みんな株や不動産などの金儲けを始めたんです。それまでは刺青と欠けている小指がヤクザのステータスだったんですが、髪を長く伸ばして、ネクタイをして、ブランド物を着てと、大きく変わりました。訳を聞いたらモテるからといってましたね(笑)」

すさまじい好景気で、株や不動産の値段が上がり続けていたため、とんでもない金額を儲けていたというヤクザ。出世する要素にお金が入ったことによって、儲けるためだったらかなり無茶なこともやっていたのだという。

「当時のある組の組長が、株を300万円分買ってこいといわれたそうなんですが、当時もヤクザが株を買うのは難しく、証券会社に行くと断られることもありました。ただ、当時はヤクザを取り締まる法律がなかったので、その支店の社員にすさまじい嫌がらせをして、無理やり口座を作って買ったそうです」

そんなヤバすぎることを当たり前のように行っていた昭和のヤクザ。そんな彼らの行動が問題視され、厳しい法律が作られたのは当然の結末なのかもしれない。

ヤクザの世界を知り尽くした「懲役太郎」が監修する超リアルな極道漫画『極道楽園』を読む

 

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