<figure id="attachment_315382" aria-describedby="caption-attachment-315382" style="width: 800px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="8358481a"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/1798b76c4137c63b614f32881a4a2f9c.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-315382" class="wp-caption-text">「らんまん」の神木隆之介（右）と浜辺美波（左）</figcaption></figure>
<p>NHK連続テレビ小説『らんまん』が好調である。</p>
<p>物語は、日本植物学の父と言われる牧野富太郎（1862〜1957）をモデルに、神木隆之介（30）演じる主人公・槙野万太郎がひたむきに愛する植物に向き合い続けた波乱万丈の生涯を描いている。神木はまさに天真爛漫、実に爽やかに万太郎を演じており、その万太郎を支える周囲の人たちも好人物ばかりとあって、朝ドラに相応しい気持ち良い演出に多くの視聴者が好感を持っているようだ。しかし、史実はこれまでのドラマの展開とは少し違う。</p>
<p>例えば、ドラマでは万太郎は土佐一の造り酒屋の跡取りで、将来当主を務めるにあたり英才教育を受けてきた。しかし、幼少から植物の魅力に取り憑かれ、いつしか植物学の道に進みたいと考えるようになる。祖母のタキ（松坂慶子・70）は、いとこの綾（佐久間由衣・28）と結婚させて万太郎を実家に止めようとするが、最終的にはタキの許しを得て万太郎は上京する。</p>
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<p><span class="strongInContent">「史実では、富太郎は祖母と共に酒屋を切り盛りしていた３歳年下の従妹、牧野猶と結婚しています。しかし、程なく富太郎は植物学研究のため上京。その後、富太郎は浜辺美波（22）演じる西村寿恵子のモデルで和菓子屋の娘、小澤壽衛（すえ）と出会い結婚するのですが、その時点で猶と離婚したという正式な記録がないので重婚の可能性が高いのです」（NHKドラマ制作関係者）</span></p>
<p>明治の初め頃まで男が公式に妾を持つことが許されていたため、現在ほど結婚制度も厳格ではなかったかもしれない。ただ、富太郎の”２人の妻泣かせ”な生き方はここからさらに加速していく。</p>
<p>富太郎が壽衛を心から愛し、大事に思ったことは間違いないようだが、生来の散財癖と研究や自費出版のために湯水のように金を使い続ける。さらに、壽衛との間に次から次へと13人もの子供をもうけたことで生活はさらに困窮。壽衛は料理屋を開き、ひたすら金策のために働き詰めたという。その結果体調を崩し、55歳という若さで早逝してしまう。</p>
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<p><span class="strongInContent">「富太郎は壽衛と所帯を持ってからも土佐の実家にお金を無心し続けます。猶はその後、店の番頭と再婚。２人は富太郎の求めるがままに送金を続けますが、それが原因で造り酒屋は借金がかさみ、店を売り払うことになってしまうのです」（前出）</span></p>
<p>NHKのサイト内の番組紹介ページには、</p>
<p><span class="strongInContent">「実在の人物である牧野富太郎（1862ー1957）をモデルとしますが、激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成します。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません」</span></p>
<p>とある。第１週目で万太郎が坂本龍馬と出会うなど、史実に突拍子もないフィクションを入れ込むのは朝ドラのお得意とするところだが、寿恵子との結婚生活をリアルに描くのはかなり難しそうだ。</p>
<p><span class="strongInContent">「６月５日放送回では、寿恵子に好意を寄せる実業家の高藤雅修（伊礼彼方・41）が妻の弥江（梅舟惟永・35）を周囲に『退屈な人』と話していることが明らかになるシーンが放送されましたが、直後にSNSは高藤批判で溢れました。今でいうモラハラやパワハラシーンが少しでもあると視聴率低下に直結します。そういう意味でも、万太郎と寿恵子の人生を史実のまま描くのは難しいかと&#8230;。ただ、そもそも最初の妻のことを一切描いてないので、その時点で『らんまん』はフィクションだと思って観ていただければと思います」（別のNHK関係者）</span></p>
<p>万太郎の植物学に向かう姿勢は”らんまん”だが、それ以外の人生に関しては、”波乱万丈”ということだが、今の時代、こんな夫を持ったら妻はたまったもんじゃない。</p>
<div data-friday-nextpage-lead="「らんまん」夫婦の魅力溢れるプライベート画像"></div>
<figure id="attachment_315379" aria-describedby="caption-attachment-315379" style="width: 1417px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="28bb1d82"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/68fe637cfe67b0294bd9cedd6349b668.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-315379" class="wp-caption-text">プライベートの神木隆之介（&#8217;16年10月28日号）</figcaption></figure>
<figure id="attachment_315779" aria-describedby="caption-attachment-315779" style="width: 848px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="0fec8726"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/789ec0017fd57bf6dbcb03fa896138e9.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-315779" class="wp-caption-text">プライベートの神木隆之介（&#8217;16年10月28日号）</figcaption></figure>
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<figure id="attachment_315383" aria-describedby="caption-attachment-315383" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="d9ff20cc"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/a08ecb46284fc2a2193d65bec93a89b4.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-315383" class="wp-caption-text">ファンやスタッフへ笑顔を絶やさず神対応の浜辺（&#8217;19年２月15日号）</figcaption></figure>
<figure id="attachment_315788" aria-describedby="caption-attachment-315788" style="width: 2000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="83131eb0"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/2b942acea73b4a4ddf50ab888d639e35.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-315788" class="wp-caption-text">浜辺美波　「東宝シンデレラ」＆「TOHO NEW FACE」オーディション2022グランプリ発表会</figcaption></figure>
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<figure id="attachment_315775" aria-describedby="caption-attachment-315775" style="width: 2220px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="88390d43"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/06/bb95d27441bb11d8baef2d6868d9e49c.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-315775" class="wp-caption-text">万太郎の母親役の広末の一流シェフも人気俳優も魅了した〝美脚〟</figcaption></figure>


川上孝夫（１〜３枚目）田中俊勝（１、４枚目）、中村和彦（５、６枚目）

「らんまん」の神木隆之介（右）と浜辺美波（左） NHK連続テレビ小説『らんまん』が好調である。 物語は、日本植物学の父と言われる牧野富太郎（1862〜1957）をモデルに、神木隆之介（30）演じる主人

牧野富太郎の重婚疑惑、実家は破綻、妻は早逝…『らんまん』は万太郎を”爽やか”に描き続けられるのか

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