<figure id="attachment_321890" aria-describedby="caption-attachment-321890" style="width: 594px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="684baa9c"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/07/70452b8d9088ad547ccd83d8ff675d0b.png" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-321890" class="wp-caption-text">岩田明子氏（所属事務所のホームページから引用）</figcaption></figure>
安倍晋三元首相の銃撃事件から１年となった７月８日、『ウェークアップ』（日本テレビ系）に出演したジャーナリストの岩田明子氏が、キャスターで弁護士の野村修也氏から、
「長らく安倍元総理を取材されてきました。いわゆる統一教会との関係。かなり前から知っていたんでしょうか？」
と質問され、
「いや残念ながら記者時代、私はまったく把握していなかったんですね」
と明かした。
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そして、
「本当に皮肉なことに関係性を知ったのは銃撃事件の前夜の最後の電話だったんです。
たまたま数日前に第一次内閣での元秘書官が統一教会で祝福を受けたという情報を得ていたので、たまたまこの時の電話でそれを確認した時に安倍総理が『特に大丈夫だから。問題ないから』というようなことを言って、初めてその時に知った」
と答えたのだ。これに反応したのが、北朝鮮に拉致され帰国した蓮池薫さんの兄で、拉致被害者家族連絡会の元事務局長蓮池透氏。８日、自身のツイッターを更新し、
《うそ！「親密・懇親」記者だったんでしょ》
と、一刀両断。ネットでは、
《よく恥ずかしげもなく嘘つくよなって思った》
《安倍晋三に最も近いジャーナリストを自負していたのだから、旧統一教会との関係を知らなかったというのは、ウソでしょうね。もしも本当であるならば、ジャーナリストとしての能力が疑われる》
《ストーリーがヘタクソ過ぎる。 ウソを語るならジャーナリストを名乗らないでほしい》
と猛攻撃にあったのだ。
岩田氏は東大法学部を卒業後、NHKに入局。’13年からは政治担当の解説委員としてニュース番組などに出演し、お茶の間にも広く知られるようになった。そして、20年以上にわたって安部元総理を取材していたことから、『安倍晋三に最も近い記者』と言われ、フリーとなった今もその冠は取れていない。その岩田氏が安部氏と統一教会の関係を知らなかったというのだから、誰もが「それはウソだ」と声を上げるわけだ。
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「『知らなかった』と言って『政治ジャーナリストといえるのか！』とツッコまれましたが、仮に『知っていた』と答えていれば、『それを追求しないで政治ジャーナリストといえるのか！』と糾弾されたはず。『直前に知った』というのは咄嗟に出た苦肉のコメントだったのでしょう。『安倍晋三に最も近い』は彼女の“ウリ”でしたが、今や“アキレス腱”になってしまいました」（ワイドショー担当プロデューサー）
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女性の政治コメンテーターといえば国際政治学者の三浦瑠璃氏（42）の名前が上がるが、いま三浦氏は夫の不祥事でテレビの露出はゼロ。その空いた穴を埋めるべくポスト三浦として期待されたのが岩田氏だったが、今回の発言で評価が下がり、政治ジャーナリストとしての資質にも疑問の声が上がり始めている。テレビが彼女を“使えないやつ”と敬遠しだしたという話もある。
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しかし、「この程度の失態では、影響はほぼないだろう」と語るのは、前出のプロデューサーだ。
「岩田氏は昨年NHKを退局しフリーとなり、大手芸能プロダクションに所属しています。
今の時代、天下のNHK政治解説委員といっても、辞めてすぐテレビの仕事が来るほど甘くありません。大手の芸能プロに所属したのは、そのジャンルでの“転職”を有利に進めたかったからでしょう。三浦さんがいなくなった今、岩田さんが最有力候補と言われています。今回、失言はしましたが、トンチンカンさは三浦さんほどひどくない。三浦さんほど“うさん臭さ”もない。
三浦さんの場合、国際政治学者と謳っていながら疑問に感じるところが多々ありました。岩田さんは政治記者として取材経験も長く、スタンスがハッキリしている。テレビ局って、ああいった美人の論客が大好きなんです。現場じゃなく特に上の人たちがですが…。下世話な話ですが、れっきとした事実。岩田さんは今後バラエティー番組出演も視野に入れているようですから、今回の件も『ボケ』と捉えてもらえればいいのかもしれません」（前出・キー局プロデューサー）
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事務所のホームページにある彼女のプロフィール欄には確かに、
〈NHKでの固いイメージだけではなく、ざっくばらんな等身大の50代女性の一面もお見せし、バラエティ番組、旅番組、音楽番組にも挑戦していきたいです〉
とある。そもそもコメンテーターがすべて自分の意見を言っているとは限らない。番組の方向性に合わせて指示通りに台本に沿って話している場合もある。しかも彼女は大手プロダクションに所属しているわけだから、何か決定的なミスを犯さない限り、番組から外されることはまずないだろうという。
今回の発言が炎上しても『ポスト三浦』が揺らぐことはないようだ。

宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。最近は、コメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

佐々木博之

７月８日、ニュースワイドショーに出演したジャーナリストの岩田明子氏。安倍晋三氏と旧統一教会の関係について問われ「知らなかった」と発言し、大炎上。それでも、「ワイドショーは使い続ける」と。その理由は？

「銃撃事件前日に知った」発言の岩田明子氏にツッコミ多数　それでも”ポスト三浦瑠麗は安泰”の理由

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