「日時未定」でもジャニーズが記者会見を発表 ウラに国連介入とタッキー〝新事務所〟への「焦り」 | FRIDAYデジタル

「日時未定」でもジャニーズが記者会見を発表 ウラに国連介入とタッキー〝新事務所〟への「焦り」

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会見を開くことを表明した藤島ジュリー景子社長(左)と独立して新事務所を立ち上げた滝沢氏(右)
会見を開くことを表明した藤島ジュリー景子社長(左)と独立して新事務所を立ち上げた滝沢氏(右)

起死回生となるか――。

ジャニーズ事務所が7月18日、公式サイトを更新し、故ジャニー喜多川氏による性加害問題について、第三者による「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査の現状を報告し、今後の対応について「記者会見を行う予定」と発表した。

それによると、先日、同チームから

「調査内容をより深めるため、本チームへの情報提供を目的とした『専用窓口』を開設する旨の連絡がございました」

と説明。

「故ジャニー喜多川氏による性加害行為に関する情報」

「ジャニーズ事務所内における性加害行為に関する情報」

を提供する専用窓口を開設し、この日から運用を開始すると発表した。

その上で記者会見の開催を表明。詳細については

「決定次第お知らせさせていただきます。今しばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願い申し上げます」

と呼びかけた。

次々と被害者が名乗り出る現状を打破するために、ジャニーズ事務所も〝動いた〟のだろうが、いつになく焦りが感じられる。再発防止特別チームが記者会見を行うことは既定路線で、特段驚くことではない。

むしろ、〝会見日時を設定しないまま発表〟したことに疑問が生じる。

「ジャニーズ事務所を取り巻く環境は悪化の一途をたどっています。ついにCM企業までもがジャニーズタレントの起用に難色を示すようになってきてしまった。

嵐が去るのを待っていた事務所サイドとしては完全に誤算で、早い段階でアクションを起こさなければ取り返しのつかないことになると考えたのでしょう」(広告代理店関係者)

一部メディアは木村拓哉のCMオファーが一連の問題により白紙になったと報じている。

さらに致命的だったのが、『東京ブギウギ』『銀座カンカン娘』など、数々の昭和歌謡を手掛けた国民栄誉賞受賞の作曲家・服部良一氏の次男である音楽家の服部吉次氏(78)が、8歳の頃にジャニー氏から性被害を受けたとカミングアウトしたことだ。

吉次氏は『日刊ゲンダイ』で、小学2年生の頃、ジャニー氏にオーラルセックスされたという衝撃の経験を明かしている。

「吉次氏の告白が事実ならば、ジャニー氏は70年以上も前から性加害を繰り返してきたことになります。しかも相手は8歳。ジャニーズ事務所設立以前のことですが、これまでとは一線を画す内容に、世間もドン引きしてしまっています」(テレビ局関係者)

加えて、7月24日から8月4日にかけて国連の専門家が「人権」の名のもとに、ジャニー氏の性加害被害者と面談することになっている。もはや日本国内だけの問題ではなくなってきているのだ。

そうした中、発表されたジャニーズ事務所の記者会見。新設された情報提供「専用窓口」が2つある点に「膿を出し切ろう」という決意のほどがうかがえる。

今回対象をジャニー氏だけでなく「ジャニーズ事務所内における性加害行為に関する情報」まで広げた。週刊文春では過去に男性マネジャーも性加害を働いていたことが報じられている。

「『ジャニーズ事務所内における性加害行為』まで調査対象を広げることは、ジャニーズ事務所にとって諸刃の剣にもなりえます。〝第2のジャニーさん〟が見つかる可能性もあるわけですから。裏を返せば、それをわかった上で調査に乗り出すのですから、本気度がうかがえます」(スポーツ紙記者)

もっかジャニーズ事務所を退所した滝沢秀明氏が社長をつとめる『TOBE』が猛威をふるっている。元V6三宅健に続き、5月にジャニーズを辞めたばかりの元『King & Prince』の平野紫耀と神宮寺勇太も合流。14日には7人組グループ『IMPACTors』が『IMP.』に改名して加わった。

TOBEに水をあけられるジャニーズ事務所だが、果たして記者会見で名誉挽回できるのか――。

  • PHOTO桑田真(滝沢)

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