<h3>打球角度19度＆速度180km/hの衝撃</h3>
<figure id="attachment_325394" aria-describedby="caption-attachment-325394" style="width: 1721px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ade2b52e"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/08/6d82139097d8cbe96bb85b72a337dee7.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-325394" class="wp-caption-text">最近は浮かない表情が目立つ。ホームランを打っても真顔で兜(かぶと)をかぶった。心境の変化があったのか……（PHOTO：AFLO）</figcaption></figure>
「ゴルフボール以外に、あんな軌道の打球は見たことがない――」
エンゼルスのフィル・ネビン監督（52）は、自慢の主砲・大谷翔平（29）が放った36号本塁打をこう絶賛した。
「打球角度は19度と低弾道だったのでセンターライナーかと思ったのですが、あっという間にスタンドに着弾しました。打球速度は180㎞／ｈ以上で、滞空時間はわずか４秒、しかもスライスしながらセンター左奥へ……。これまで見たことがない軌道のホームランでした」（スポーツ紙デスク）
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
低弾道、超高速の白球が、左方向へ逃げていく――。この異質な打球を分析すると、大谷の”ホームラン王”たる所以(ゆえん)が浮かび上がってくる。
「大谷はバットがしなりながら内から出てくる。こうすることでヘッドが返らず、バットとボールの接触時間がコンマ何秒か長くなる。インパクトの瞬間に、バットの上でボールをこする感覚です。凄まじいスイングスピードで潰されたボールは、強烈なスライス回転で飛んでいく。守っていたセンターが目測を誤ったのも頷けますよ」（プロ野球評論家の得津高宏氏）
超人的な打球を生み出すカギは、他にもある。
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
「日本人離れしたパワーも要因の一つではありますが、技術的に重要なのは、『押し込み』でしょう。ボールを捉えてから、左手でさらにグッと力を加える。そうすることで打球速度はもちろん向上しますし、ちょっと詰まったり、芯から外れたりしても、フェンスオーバーをすることができるんです。
勝負してもらえずに歩かされるケースも増えてきていますが、この超技術があればシーズン60本以上も期待したくなります」（同前）
大谷は、打球の質まで超人的なのだ。
『FRIDAY』2023年８月11日号より
【予約受付中】緊急増刊『大谷翔平「無双の軌跡」BEST SHOT2023』 
<a class="c-link" href="https://amzn.asia/d/hk2i3cr" target="_blank" rel="noopener noreferrer" data-stringify-link="https://amzn.asia/d/hk2i3cr" data-sk="tooltip_parent">購入はこちらから</a>
<a href="#" data-ident_hash="99939ea6"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/015d7c45db08bc08320891571193c6d8.jpg" alt=""></a>

AFLO

「あんな軌道の打球は見たことがない――」エンゼルスのフィル・ネビン監督も、大谷翔平が放った36号本塁打をこう絶賛した。この異質な打球を分析すると、大谷の”ホームラン王”たる所以が浮かび上がってきた

大谷翔平監督も「見たことがない」と絶賛した超高速＆低弾道ライナーの「極意」を解き明かす

あなたへのオススメ

大谷翔平 監督も「見たことがない」と絶賛した超高速＆低弾道ライナーの「極意」を解き明かす

あなたへのオススメ

大谷翔平監督も「見たことがない」と絶賛した超高速＆低弾道ライナーの「極意」を解き明かす