ジャニーズ性加害も…「嫌なら聞くな」で物議の山下達郎が結果で見返す「アルバム1位、2位独占」 | FRIDAYデジタル

ジャニーズ性加害も…「嫌なら聞くな」で物議の山下達郎が結果で見返す「アルバム1位、2位独占」 

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
ジャニー喜多川氏に関する発言で炎上した山下達郎(ワーナーミュージックジャパンオフィシャルHPより)
ジャニー喜多川氏に関する発言で炎上した山下達郎(ワーナーミュージックジャパンオフィシャルHPより)

シンガーソングライターの山下達郎が「老害」批判を払拭だ――。

山下はジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題が叫ばれる中、ひょんなことから巻き込まれてしまった。

発端は音楽プロデューサーの松尾潔氏が山下の所属事務所『スマイルカンパニー』から〝契約解除〟されたこと。原因は松尾氏がジャニーズ事務所の性加害問題に苦言を呈してきたからで、同氏は7月1日にツイッターで

《山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと》

と明らかにした。スマイルカンパニーとジャニーズ事務所は古くから友好関係にあり、山下は近藤真彦やKinKi Kidsなどのジャニーズタレントに楽曲提供している。

そうしたなか、山下は同9日放送のTOKYO FM『山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック』に出演。松尾氏の契約解消について、もともと同氏との間に雇用関係はなく

「契約を終了するよう促したわけではない」

と否定。喜多川氏の性加害問題についても

「音楽業界の片隅にいる私に、ジャニーズ事務所の内部事情などまったくあずかり知らぬこと。まして性加害の事実について知るすべはまったくありません」

と説明した。

ラジオの終盤には

「まぁ、このような私の姿勢をですね、忖度あるいは長いものに巻かれているとそのように解釈されるのであれば、それでも構いません。きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」

とまで言ってのけた。

これがネットで大炎上。とりわけ「嫌なら聴くな」にも通ずる物言いに

《何様だ》
《幻滅しました》
《完全に老害》

など、激しい反発を招く結果となった。

ラジオ以降、山下は喜多川氏の性加害問題や自身に浴びせられる批判について、口を開くことはなかった。山下を知る音楽関係者によると

「ネットで炎上しても普段のふるまいに変化はありませんでしたね。内心はどうかわかりませんが……」

という。

その山下が老害批判を「結果」ではね返した。

『TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection』の第5弾『SPACY』、第6弾『CIRCUS TOWN』が、8月1日付の「オリコンアルバムデイリーランキング」で1位、2位を独占したのだ。

「店によっては即完売するほどの売れ行きのようです。ファンはもちろん、昭和のリバイブルブームや世界的なシティポップブームにも乗って、若者も手に取っています。これは山下さんの楽曲が世代を問わず、人気であることの証明。老害批判をした人たちは、謝るべきですね!」(前出・音楽関係者)

なお、第1弾『FOR YOU』は、5月15付「オリコン週間アルバムランキング」で4位。第2弾『RIDE ON TIME』も6月19日付「オリコン週間アルバムランキング」で5位にランクインし、42年8か月ぶりのTOP10入りとなり、オリコン週間アルバムランキングTOP10入りインターバル最長記録を更新している。

「あの騒動の際、ジャニーズサイドは〝巻き込んでしまった〟山下さんサイドに詫びの連絡を入れています。両者の関係は盤石と見ていいでしょう」

とはスポーツ紙芸能担当記者。

8月4日には、国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の会見が行われジャニーズ事務所の性加害問題にはっきりと言及した。だが、今後も山下は〝自分の音楽〟を追求していくのだろう――。

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事