高橋英樹・真麻親子も移籍 新興芸能事務所が台頭する理由

連載 スタッフは見た!週刊「テレビのウラ側」Inside story of Television

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イベントで共演する高橋英樹と高橋真麻親子。「真麻のギャラはフリーアナでトップクラス」(広告代理店スタッフ)

高橋英樹(75)と高橋真麻(37)親子が2月1日付で人気お笑いコンビ『サンドウィッチマン』らが所属する『グレープカンパニー』へ移籍した。移籍の理由は「これまで、親子のマネジメントをしていた英樹の妻に好きなことをできる時間をプレゼントするため」と説明されたが、設立9年目の小さな芸能事務所を移籍先に選んだことで、業界内はちょっとした騒ぎになっている。

「もともと『サンドウィッチマン』は別の事務所に所属していたんですが、『M-1グランプリ』で優勝するや、仕事が殺到。『これじゃ、自分たちのやりたいことができない』と独立し、設立したのが『グレープカンパニー』です。そんな背景があるため、同社は完全に”芸人ファースト”。どんなに売れっ子になっても『サンドウィッチマン』が単独ライブツアーに時間を割(さ)き、いまでも東日本大震災支援を続けていられるのは、事務所の理解があってこそなのです。そんな事務所の方針を高橋親子も気に入ったといいます」(キー局プロデューサー)

『サンドウィッチマン』の二人、伊達みきお(44)と富澤たけし(44)の人柄の良さも、決め手になったようだ。

「彼らは本当に裏表がない。面白いうえに、絶対に他人を傷つける笑いはとらない。それでいて、スタッフや共演者に声をかけたり、カメラが回っていないところでの気遣(きづか)いも素晴らしい。一度仕事をした人は必ず『また仕事をしたい』と口を揃えますね。高橋親子が惚れ込んだのも納得ですよ」(バラエティー番組ディレクター)

新興勢力への移籍といえば、昨年、NHKを退局した有働由美子アナ(49)も、お笑いコンビ『くりぃむしちゅー』、マツコ・デラックス(46)ら4組しかタレントがいない小さな芸能事務所『ナチュラルエイト』を選んでいる。

「多くの有力事務所からオファーがあったにもかかわらず、『報道をやりたい』という彼女の意思を尊重してくれるという理由で『ナチュラルエイト』を選んだそうです。ここは『くりぃむしちゅー』の元マネージャーが立ち上げたのですが、彼女は業界内で敏腕として知られている。マツコ・デラックスも『彼女が社長をする事務所なら』と、芸能活動を始めたほど。ただ、『くりぃむしちゅー』上田晋也の付き人もしている浜ロンという芸人のバーターのゴリ押しがスゴくて、現場からは嫌がられているそうです。『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)を見ればわかりますが、浜ロンは本当に面白くないから編集するのも大変で……(笑)」(前出・ディレクター)

いかに剛腕かがわかるエピソードだ。

他にも個性派俳優のムロツヨシ(43)やお笑いトリオ『シティボーイズ』らが所属する『ASH&Dコーポレーション』など、小さな事務所から続々とスターが誕生しているが、その理由を前出のキー局プロデューサーはこう分析する。

「大手だと関わるスタッフも多いから、仕事のオファーをしても決定まで時間がかかる。ところが、小さな事務所だとタレント本人がOKすれば即決だったりする。経費削減で、テレビ業界は時間的にも人員的にも余裕がない。話が早い事務所は重宝されるんです」

時代に合った、小回りのきく新興事務所の躍進は続きそうだ。

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