<figure id="attachment_339422" aria-describedby="caption-attachment-339422" style="width: 2679px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="46c2467d"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/2a5b569acba4f156dd27f8daa5423dbc.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-339422" class="wp-caption-text">月９ドラマ『ONE DAY～聖夜のから騒ぎ～』に出演中の桜井ユキ</figcaption></figure>
<p>桜井ユキ（36）の快進撃が止まらない。</p>
<p>放送中の月９ドラマ『ONE DAY～聖夜のから騒ぎ～』（フジテレビ系）では、気弱で神経質気味のオーナーシェフ（大沢たかお）の元で働く、陽気なソムリエールを演じている。</p>
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<p>このドラマでは見事なコメディエンヌぶりを発揮しているが、彼女がこれまで演じてきたキャラは数知れず。気が付けばテレビで観ない日がないといってもいいほどの人気だ。</p>
<p>彼女が女優を目指し、福岡から東京に出てきたのは19歳の時だったが、わずか１年で実家に戻ってしまう。その後、地元の飲食店で働くなどして、23歳で再び上京。それから本格的に芝居を学び、役者としてのキャリアを積むことになる。そのきっかけとなったのが、</p>
<p><span class="strongInContent">「シャーリーズ・セロンが主演の映画『モンスター』です。お芝居を本格的にはじめる20代の時に映画館で観たのですが、女優はここまで変わることができるのかと衝撃を受けました。心を射抜かれましたね。</span></p>
<p><span class="strongInContent">その時はまだ女優に対して漠然とした憧れしか持っていなかったのですが、この作品を見て女優に対する自分の中の思いに変化が起きました」</span></p>
<p>と’19年12月に配信した『FRIDAYデジタル』のインタビュー記事の中で語っている。</p>
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<p>’15年には１年間に８本の映画に出演。その後も順調に作品数を増やし、30本以上に及ぶ。というと、どうしても映画女優として捉えられがちだが、ドラマ出演もすでに40本を超えている。</p>
<p>’16年１月期ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』（フジテレビ系）で、連続ドラマに初出演。’19年には『だから私は推しました』（NHK）で初主演を果たし、『G線上のあなたと私』（TBS系）、「絶対正義』（フジテレビ系）、『東京独身男子』（テレビ朝日系）など、全クールのテレビドラマ計６本に出演している。さらに、映画４本と八面六臂の活躍だった。桜井は、</p>
<p><span class="strongInContent">「今年は本当にいろいろなお仕事に巡り合えて、ひとつが終わると、またすぐ次を演じ、時には同時にふたつのキャラクターを掛け持つこともありました。だからこそ自分が役にかける密度がより濃くなった１年だったと思います」（FRIDAYデジタル’19年12月配信）</span></p>
<p>と、この経験が大きかったと語っている。では、引く手あまたとなった桜井の人気の秘密はどこにあるのか。</p>
<div data-friday-nextpage-lead="業界関係者の「本当の評価」"></div>
<p><span class="strongInContent">「まだまだ主演作は少ないのですが、映画やドラマなど数多くの話題作に出演し、その演技力は誰もが認めるところです。２番手、３番手、もっと後ろのときでも、その存在感は大きく、時には主演を食ってしまうほど。観るものに強烈な印象を残します。</span></p>
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<p><span class="strongInContent">彼女は演技の幅が広く、また同年代で脇を固めてくれる実力派女優が不足しているということもあり、どうしてもオファーが集中するのでしょう。それにミステリアスというか、いわくありげな女性を演じたら彼女の右に出る女優はいないともっぱらの評判です。</span></p>
<p><span class="strongInContent">’21年10月期に放送されたミステリードラマ『真犯人フラグ』（日本テレビ系）での彼女はまさに真骨頂。シングルマザーを演じ、狂気を感じさせる奇行や圧倒的な目力を駆使した表情など、見事な“怪演”で視聴者の心を鷲掴みにしました。ドラマ終盤に謎が解き明かされるまで、彼女が真犯人と思っていた視聴者は多かったのではないでしょうか」（キー局ドラマ制作プロデューサー）</span></p>
<p>ミステリードラマには欠かせない存在となった桜井だが、’21年にはデビュー10周年を記念してファースト写真集も発売された。最近はバラエティー番組などでも顔を見る機会が増え、新たな一面をのぞかせている。</p>
<p>名女優と呼ばれる日は近い。</p>
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つのだよしお/アフロ

現在放送中の月９ドラマ『ONE DAY～聖夜のから騒ぎ～』に出演中の桜井ユキの快進撃が止まらない。存在感のあるユーティリティープレーヤーというイメージだが、彼女の演技にはあるハリウッド女優の影響が。

遅咲きの”月９女優”桜井ユキの快進撃が止まらない　覚醒のきっかけはあのハリウッド女優の”怪演”

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