<figure id="attachment_34459" aria-describedby="caption-attachment-34459" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="5e14282c"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/03/09410792667ab5c5bd4d07784e1d90bd.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-34459" class="wp-caption-text">主演のラミ・マレックは「フレディはよくライブでこの衣装を着て『God Save the Queen』を歌っていた」と話した</figcaption></figure>
「『ボヘミアン・ラプソディ』の日本での興行収入は116億円を超え、これはクイーンの母国イギリスよりも40億円近く多い。アカデミー賞受賞でさらに記録が伸びるでしょう」（映画評論家の立田敦子氏）
２月25日に第91回アカデミー賞の授賞式が行われ、伝説のロックバンド『クイーン』のボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』が最多４部門（主演男優賞、編集賞、音響編集賞、録音賞）を受賞した。この快挙の背景には、日本での社会現象とも言えるブームがある。
「実は、ハリウッドでの公開後の評判はすこぶる悪かったんです。たとえば、クライマックスの『ライヴ・エイド』の前にフレディのエイズが発覚し、メンバーの絆がさらに深まるシーンがある。しかし、実際はライブより後にエイズと診断されていた。こうした&#8221;史実&#8221;の改竄（かいざん）が批判されていました。しかし、アカデミー賞は興行収入も加味している。日本での記録的なヒットと世界的なブームが、受賞を後押ししました」（前出・立田氏） 
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クイーンは’75年の日本初公演の成功を機に世界的なバンドへと成長した。そうしたことから、主演のラミ・マレックもフレディ同様、日本が大好き。ラミは昨年11月の本誌単独取材でこう話した。
「撮影期間中はフレディになりきっていたので、彼が愛した日本に来られて本当に嬉しい。今日持ってきたこのコスチュームは、クイーン＝女王の代名詞で、フレディの代表的な服の一つ。映画では、こうしたシンボリックな服に負けないように、彼の内面を理解して演技したんだ」 
クイーンはミュージックシーンだけでなく、映画界でもレジェンドとなった。
<figure id="attachment_34460" aria-describedby="caption-attachment-34460" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="d43b17e7"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/03/dd089bd38f2890ab3970c02cea4dd6a4.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-34460" class="wp-caption-text">アカデミー賞授賞式にて。ラミ・マレックをクイーンのメンバーのブライアン・メイ（ギター・左）、ロジャー・テイラー（ドラム・右）が祝福した</figcaption></figure>
<figure id="attachment_34462" aria-describedby="caption-attachment-34462" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="62178e00"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/03/20af321e212f23a2ee18ca1d20bf7878.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-34462" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　昨年11月のジャパンプレミアの前に本誌単独取材に応じる、ラミ・マレック(写真中央)、グウィリム・リー(写真右)、ジョー・マッゼロ(同左)</figcaption></figure>
<figure id="attachment_34463" aria-describedby="caption-attachment-34463" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="1bab4c66"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/03/1ac52a55c11b67e6531e3502da8671f4.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-34463" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　昨年11月のジャパンプレミアの前に本誌単独取材に応じる、ラミ・マレック(写真中央)、グウィリム・リー(写真右)、ジョー・マッゼロ(同左)</figcaption></figure>
<figure id="attachment_34465" aria-describedby="caption-attachment-34465" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="a5d7298f"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/03/831223878effb96f8876ed9fb20fe41e.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-34465" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　昨年11月のジャパンプレミアの前に本誌単独取材に応じる、ラミ・マレック(写真中央)、グウィリム・リー(写真右)、ジョー・マッゼロ(同左)</figcaption></figure>
<figure id="attachment_34466" aria-describedby="caption-attachment-34466" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="79a1100e"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/03/476c65914c2b43dd780a88cf56557875.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-34466" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　昨年11月のジャパンプレミアの前に本誌単独取材に応じる、ラミ・マレック(写真左)、グウィリム・リー(写真右)、ジョー・マッゼロ(同中央)</figcaption></figure>

福岡耕造

Shutterstock/アフロ（アカデミー賞）

第91回アカデミー賞で、伝説のロックバンド『クイーン』の、フレディ・マーキュリーの半生を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』が最多4部門を受賞。この快挙の背景には、日本での社会現象とも言えるブームがある。

「ボヘミアン・ラプソディ」日本発のブームからアカデミー賞４冠

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