「女遊びの話は一切聞かない」永野、みなみかわ……スキャンダルと縁遠い”クリーン芸人”に脚光が | FRIDAYデジタル

「女遊びの話は一切聞かない」永野、みなみかわ……スキャンダルと縁遠い”クリーン芸人”に脚光が

スタッフは見た!週刊テレビのウラ側

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コンビでは芽が出ず、ピン芸人になってから始めたYouTubeの企画での”腐り芸”で注目度が急上昇。みなみかわは地上波で引っぱりだこに
コンビでは芽が出ず、ピン芸人になってから始めたYouTubeの企画での”腐り芸”で注目度が急上昇。みなみかわは地上波で引っぱりだこに

ピン芸人、永野(49)の著書『オルタナティブ』(リットーミュージック)が、アマゾンの「海外のロック・ポップスノンフィクション部門」で1位となっている。

「″ラッセンが好き~♪″のフレーズで’15年にブレイクした際は、一発屋のキモ芸人として消えると思われていました。ところが、コロナ禍にYouTubeで好きな映画や音楽について語り始めたことで風向きが変わった。芸術に対する造詣の深さが反響を呼んで、音楽系を中心に昨年からジワジワと仕事を増やしているのです」(放送作家)

『爆笑問題』の太田光(58)や『くりぃむしちゅー』の上田晋也(53)、東野幸治(56)、『鬼越トマホーク』ら、人気芸人のYouTubeなどでも永野が取り上げられる機会が増えている。

「昨年の『M-1』王者、『令和ロマン』の二人も″永野が天下を取るのではないか″と予想していましたが、芸人の間での人気が高いんです。ABEMAのニュースター発掘番組『チャンスの時間』のスタッフも評価していました。起用すれば、かつての有吉弘行(49)を彷彿とさせる切れ味鋭いトークで必ず爪痕を残してくれますから」(制作会社ディレクター)

所属事務所である松竹芸能や先輩芸人『TKO』への悪口で注目を集めた″腐り芸人″みなみかわ(41)にも、本格ブレイクの兆しが見えているという。

「永野とみなみかわ、二人に共通しているのは長い下積みを経ていること。ゆえに仕事が増えても天狗にならず、目の前の仕事に全力で取り組む。この姿勢が高く評価されている」(前出・放送作家)

スキャンダルと縁遠いのも、二人に共通するプラス材料だ。

「松本人志(60)の性加害報道で、テレビ業界は混乱しています。かつては″女遊びは芸の肥やし″とネタになっていましたが、いまではスポンサーが一気に引き揚げる巨大リスクとなっている。

その点、みなみかわは妻子を大切にし、酒もタバコもギャンブルもやらない超クリーン人間なので安心。永野も既婚ですが、女遊びの話は一切聞かない。それでいて芸風は優等生とはほど遠く、ネットニュースになるような毒も吐いてくれる。番組スタッフとしてはありがたい存在です」(前出・制作会社ディレクター)

ハリウッドザコシショウ(49)のバラエティ番組での発言がクローズアップされたのは記憶に新しい。

「売れっ子になっても車を買おうとしない理由を聞かれて、ザコシは『一瞬のミスで事故を起こしたらゲームオーバーですから』『学生のときからお笑い芸人やろうと思ってて、やっとなれたんですよ。絶対手放したくない』と答えたんです。テレビタレントを取り巻く状況をよくわかっている」(前出・放送作家)

自民党の派閥よろしく、〇〇軍団なる″芸人結社″も激減しそうだ。

「松本の件で、後輩を従えて遊んでいる芸人はイメージが著しく悪化してしまった。軍団くくりでバラエティに呼ばれることはしばらくないでしょう。そもそも、番組に出てほしいのは軍団長である人気芸人で、知名度のない子分たちはバーター出演でしたから」(同前)

令和の芸人には面白さに加え、クリーンさも求められるようになったのだ。

『FRIDAY』2024年2月23日号より

  • PHOTO足立百合

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