「22歳差」大竹しのぶもビックリ! 芸能界NO1“姉さん女房”
大竹しのぶが22歳年下の俳優とのデート模様を『女性自身』が報じているのだが、男性はボーカル・グループ『LE VELVETS』に所属する宮原浩暢。長身でイケメンの俳優だ。
昨年11月に大竹が主演した舞台『ピアフ』で、ふたりは初共演。宮原は大竹演じるエディット・ピアフに才能を見出される歌手を演じた。関係者によれば、大竹は宮原の演技を高く評価していたという。
ベテラン女優と若手俳優の組み合わせといえば、年配の方が思い浮かべるのは
83年に大きく報じられた山本陽子と故・沖田浩之さんの熱愛。年齢差は21歳だった。報道が出た当初、沖田さんは、
「21歳の男が42歳の大女優の恋人なんて日本の芸能界史上に残る大スキャンダルですよ。山本陽子さんのことは好きですよ。好きだけど恋人なんかじゃない」
山本も、
「恋人?うれしいわぁ、そんな若い子、ハハハ」、「男と女の関係があったら意識的に私の家には来ませんよ」
と語り、恋愛関係を否定したのだったが、後に山本が、
「まじめに結婚したいと考えている」
と答えている。最終的には破局してしまったのだが……。
89年に発覚した十朱幸代と故・西城秀樹さんの熱愛も話題になった。当時、十朱は46歳、西城さんは34歳。ふたりの年齢差はひと回り、12歳だった。
今では12歳の年の差なんて珍しいことではないが、当時は女性側が10歳年上だっただけでも大騒ぎされたものだった。
十朱と西城さんの関係は3年にわたって続き、“結婚秒読み”という情報が流れたこともあったが、結婚まで至ることはなかった。
89年といえば平成元年。実はこの年の1月、昭和天皇崩御の翌日に、やはり年の差カップルの入籍が大きく報じられた。小柳ルミ子と大澄賢也だ。年齢差13歳だった。
その後も芸能界では女性が年上の“歳の差カップル”の熱愛や結婚がたびたび話題になった。
『DREAMS COME TRUE』の吉田美和の再婚相手であるJUNONは19歳年下だ。
千秋とTVプロデューサーは15歳差。一回りとなると、ほしのあき&三浦皇成、菊地凛子&染谷将太、島袋寛子&早乙女友貴らがいる。
では、“年の差婚”レコード保持者は誰なのか。
3度目の結婚をしたときの秋吉久美子の“26歳”がトップだったのだが、残念ながら離婚してしまったので、いまは内海桂子の24歳差が最高差だ。
『第44回 菊田一夫演劇賞』の大賞を受賞し、4月26日に都内で行われた授賞式に出席した大竹は、記者から深夜デートについて質問され、
「まったく違います。相手に申し訳ない。一緒にみんなで集まっているだけなので」
と完全否定したが、新しい恋に関しては
「したいですけど…頑張ります。『自分でやっていかないとダメよ』って先輩の女優さんに言われました」
まだまだ意欲は衰えていないようだ。
演技の幅が広いことでは定評のある大竹だが、彼女はどんな役を演じても、独特の“艶やかさ”があるという。現在、NHK大河ドラマ『いだてん』では老け役を演じているが、その“艶やかさ”は隠れていない。それが彼女の魅力でもあるのだが、超年下男性と接することで、その魅力が増すのなら、デートは大いにアリなのでは。
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文:佐々木博之(芸能ジャーナリスト)
宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。最近は、コメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中
撮影:竹本テツ子: