安室奈美恵ついにファイナル! 本誌スクープ写真総ざらい
「今回のツアーでとくに盛り上がったのは、136万枚を売り上げた代表曲『Chase the Chance』です。この曲では、彼女が70m以上もあるステージをハイヒールで全力疾走。走った後も全然息が上がらずそのまま歌い出すんです。デビュー以降まったく衰えない彼女の迫力を感じました」(芸能リポーター)
6月3日、歌手の安室奈美恵(40)が最後の全国ツアーを東京ドームで締めくくった。会場に駆け付けたファンは実に5万2000人。このツアーでは国内17公演、アジア6公演で計80万人を動員し、ソロアーティスト史上最多を記録した。
「これだけ多くのファンを虜(とりこ)にするのは、彼女が”魅せるライブ”を徹底してきたからです。『a walk in the park』では、スクリーンに映る過去のライブ映像とステージ上の彼女の動きがシンクロしていました。昔の映像と同じタイミングでステージの彼女も髪をかき上げたときは、会場全体が沸きましたね」(レコード会社関係者)
安室は’92年に15歳でデビューすると、瞬(またた)く間にスターダムにのし上がった。私生活でも注目を集め、’97年に『TRF』のSAMと”デキちゃった婚”を発表したときは日本中に衝撃が走った(2枚目写真)。
「安室が他の歌手と違うのは、自身の人生を投影した曲さえもヒットさせることです。たとえば『CAN YOU CELEBRATE?』。これは、彼女が結婚を発表した’97年にリリースされました。当時は、歌手の人生やプライベートを想起させるような曲はウケなかった。あのヒットは彼女のカリスマ性がなせる業です」(音楽評論家・中将(ちゅうじょう)タカノリ氏)
今回のツアーで活動を一区切りさせた彼女。気になるのは引退後の生活だ。
「’16年には、京都の高級住宅街・岡崎に2億円を超える4LDKの部屋を購入したことが報じられています。息子も京都の大学に進学したそうですし、これからは生活拠点を京都に移すのかもしれません。安室が全幅の信頼を寄せる音楽プロデューサーは、PV撮影や取材にも同行するなど、さらに関係性を深めているようですから。引退後も彼女の良きパートナーとなるのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
9月の引退が近づくにつれ、日に日に高まる彼女への注目。残り3ヵ月、安室は日本中のファンに向け、さらなるサプライズを見せてくれるのだろうか。
写真:時事通信社 中井川俊洋 益田周一 吉田暁史
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