『C.C.ガールズ』『モー娘。』……「昔の名前で再出発」の明暗

連載 スタッフは見た!週刊「テレビのウラ側」Inside story of Television

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デビューお披露目会見に出席した『C.C.ガールズ3』のメンバーたち。左端がリーダーの河合ひかる

’90年代に人気を博したセクシーグループ『C.C.ガールズ』がメンバーを一新して16年ぶりに復活。お披露目会見が都内ホテルで盛大に行われた。

「センターを務める花岡なつみ(23)はレコード大賞新人賞の受賞者。リーダーと副リーダーの河合ひかる(28)、中川知香(26)は元ミス・ワールド日本代表と実績のあるメンバーを揃えました。グループが所属する『オスカープロモーション』の社長が『C.C.ガールズ』の復活を夢見ていたそうで、社運を賭けたプロジェクトだからとメディアに売り込みをかけていますよ」(制作会社スタッフ)

昨年、『U.S.A.』が大ヒットし再ブレイクを果たした『DA PUMP』もオリジナルメンバーはISSA(40)だけ。一世を風靡(ふうび)したグループが新しい形で復活するパターンが続いている。

「人気グループを引き継ぐメリットは知名度の高さ。『C.C.ガールズ』のように、メンバー全員が入れ替わっていても、セクシーグループだという特徴をあえて説明する必要がない。スタートダッシュが新グループより何倍も有利なんです。『DA PUMP』などの音楽ユニットなら、かつてのヒット曲を持ち曲として披露できる強みもある。『U.S.A.』を新グループで発表していたら、一発屋で終わっていた可能性がありますからね。メンバーの卒業&新加入を繰り返してきた『モーニング娘。』も同じ。子どもも年配の視聴者も知っているヒット曲が何曲もあるので、『24時間テレビ』(日本テレビ系)や大型音楽番組など、幅広い世代が見る番組に呼ばれやすいというメリットがある」(芸能事務所幹部)

『モーニング娘。』と同じ「ハロー!プロジェクト」に所属していたアイドルユニット『カントリー娘。』は、エースの里田まい(35)がNYヤンキース・田中将大(30)との結婚で活動を休止したものの、’14年に『カントリー・ガールズ』とマイナーチェンジ。新メンバーで再出発して、現在も活動中だ。もちろん、人気グループを襲名すれば必ずヒットする――というわけではない。音楽ライターは「連続性、関連性がないと苦戦する」と言う。

「『カントリー・ガールズ』のメンバーはハロプロ所属のアイドルだったから、ファンに支持されたと見ています。看板だけが同じで、縁もゆかりもない新メンバーで再出発してもすぐに見切りをつけられる。’13年には『東京パフォーマンスドール』、’15年には『少女隊』が新メンバーを集めて再結成されましたが、話題になったのは最初だけ。『少女隊』なんて、すでに解散していますから」 

「元メンバーが不祥事を起こすと、現役メンバーまで影響を受けるのもデメリット」だとアイドル雑誌記者は言う。

「昨年、『モーニング娘。』OGの吉澤ひとみが酒気帯び運転および、ひき逃げで逮捕された件で、現役リーダー譜久村聖(ふくむらみずき)がブログで謝罪するハメになりました。昨年は20周年のメモリアルイヤーでNHK『紅白歌合戦』出場の話も進んでいたのに、吉澤の逮捕でNGになったとウワサされています。矢口真里ら、初期メンバーのスキャンダルが続いた反省から、最近は真面目な子しか採用してなかっただけに、OGに足を引っ張られる現役たちが不憫(ふびん)ですね」

ブームの「昔の名前で再出発」だが、メリットばかりではないようだ。

『FRIDAY』2019年10月11日号より

Photo Gallary1

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