泥酔騒ぎ…!清原和博がもがき苦しむ負の螺旋階段 | FRIDAYデジタル

泥酔騒ぎ…!清原和博がもがき苦しむ負の螺旋階段

執行猶予明け目前だっていうのに…

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この日は六本木で買い物をして西麻布で会食という「バブルな1日」だった(’19年)
この日は六本木で買い物をして西麻布で会食という「バブルな1日」だった(’19年)

 

「グループでは包み隠さず話せるので前進できている」

そう語ったのは、‘16年に覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けた元プロ野球選手の清原和博氏だ。同氏は3月1日に開かれた薬物、アルコールなどの依存症の普及啓発イベントに、元俳優の高知東生氏らとともに出演。冒頭の発言はその時に出たものだが、一方で

「自分はちょっと(薬物の)依存度が大きかったものですから、アルコールを飲んでしまったり……。年に何回かお酒を飲んですごく後悔したり、まぁつい最近も酒を飲んでしまって凄い反省しているんですよ」

と歯切れが悪い場面もあった。

その答えは3月1日付の『Smart FLASH』が報じた泥酔騒動に記されていた。2月27日夜、清原氏は東京・銀座の高級クラブで酒に酔い、シャツの袖が破けた状態で店を出て、警察官と押し問答の末パトカーに乗せられたという。関係者によれば、

「酔って暴れただけで、逮捕はされていない。尿検査も受けたが、薬物反応はなかった。泥酔した清原氏自ら110番通報したという話もある」という。

だが、結果的にこの騒動は前出のFLASHだけでなく、2日発行の「東京スポーツ」でも写真付きで一面報道されてしまった。厚労省のイベント出演を間近に控えた段階で、警察騒ぎとはいただけない。

清原氏は1月下旬の朝日新聞のインタビューでも「人前が怖い」と告白。昨年11月には「トライアウト」イベントで監督を務め、ほぼ4年ぶりにユニホーム姿で人前に登場した。

元気な姿に薬物依存や、後遺症のうつからの回復を印象付けたが、実際は同イベントの記者会見で無数のフラッシュを浴び「全身から汗が出て頭の中が真っ白になり、何を話していいのかわからなくなりました」と“逮捕時”の記憶が蘇ったという。

今もなお、もがき苦しむかつての「番長」。同氏を知る人物によると「感情の起伏が今もある。その日によって調子の良い時と悪い時がある」という。

人間不信はマスコミだけでなく、警察にも原因がある。清原氏は最近、PL学園後輩の元プロ野球選手・片岡篤史氏のユーチューブチャンネルにたびたび出演。その中で、これまで3度の職質にあい、糖尿の検査で採血したときの注射痕を疑われ、警察へ連行され尿検査を受けたことを明かしている。

「自分は苦しみながらも薬物を絶っているのに、警察は今もやっているんじゃないかと怪しんでいる。それがたまらなく悔しいようです。うさ晴らしにお酒に走ってしまうこともしばしばで、それが今回のように泥酔騒動として報じられてしまう。それを見てまたショックを受け、酒に走る…の繰り返し。負の螺旋階段から逃れられないでいます。選手時代は『番長』と呼ばれていましたが、実際はガラスのハートの持ち主なのです」(同・清原氏を知る人物)

今もなお、清原氏に対する当局のマークは続いている。本人がユーチューブで明かした職質も決して偶然ではない。警察関係者の証言。

「彼がよく行く新宿歌舞伎町では、所轄の警察官が清原氏の姿を見かけたら無線で情報を共有することになっている。だから、店から出てきたところなどをピンポイントで職質されるのです。これは風の便りで、清原氏の近況に関する真偽不明の情報が入ってくることが大きい。必ず尿検査がセットになっているのは、警戒態勢が解かれていない表れです」

清原氏は今年6月にも4年の執行猶予期間が明ける。そうすれば、名実ともに球界復帰の可能性も見えてくるが、今回の泥酔騒ぎのように自らそのチャンスを台無しにしては元も子もない。まさに自分との闘いだ。

  • 撮影西圭介

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