秦野大知

共同通信社

世界選手権でまさかの4位に沈んだ宇野昌磨。モントリオールで語ったのは、モチベーションの維持に苦しみ続けた、複雑な胸中だった。

「りくりゅう」の愛称で親しまれる三浦璃来（22）、木原龍一（31）組が２月の四大陸選手権（上海）で約4ヵ月ぶりの実戦に復帰。3月20日からの世界選手権での連覇に向け、第一歩を踏み出した――。

羽生結弦(29)初の単独ツアー公演「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY”TOUR」の千秋楽公演が2月19日に行われ、圧巻の演技で集まった7000人の観客を魅了した。

2022年北京五輪で巻き起こされた狂騒曲は、未だ終わりが見えない。カミラ・ワリエワのドーピング騒動が起こした余波とは。

弱冠13歳ながら、昨年の全日本選手権で4位に入賞した中薗恋奈。伸びやかな演技を披露した彼女が、常に追い続ける3人の偉大なスケーターがいる。

フィギュアスケートGPファイナルは、新星イリア・マリニンの圧勝で幕を閉じた。この結果を受け、長らく男子フィギュアスケートを牽引してきた宇野昌磨に闘志が戻りつつある。

GPシリーズ第6戦・NHK杯で2位となった宇野昌磨。フリーの演技の際、宇野のジャンプには出来栄えによる加点が付かないという異常事態が起きていた…。これを受け、宇野の口から衝撃の発言が飛び出す――。

世界選手権2連覇中の宇野昌磨が、中国大会で今季のGPシリーズに初登場した。結果は惜しくも2位。そこで語られたのは、世界王者の抱える葛藤を強く感じさせる内容だった――。

スケートカナダを制した山本草太。かつてはユース五輪で金メダルを獲得するなど将来を渇望されていたが、シニアで結果を出すまでは回り道があった――。大ケガを克服した苦労人の素顔に迫る。

2018年平昌五輪4位の成績を残し、昨年プロ転向を果たした宮原知子。彼女が10月7日のジャパンオープンで一日限りの現役復帰を果たした。後輩たちの胸を打った演技の裏には何があったのか――。

8月11、12日に木下トロフィー争奪大会、11～14日にげんさんサマーカップが開催された。フィギュア夏の陣ともいえる大会では、世界を見据える3選手が躍動した。

故郷・仙台のリンクへ5500万円を寄付――。羽生結弦の漢気溢れる行動が話題となったが、根底には東日本大震災で傷ついた故郷への強い思いがあった。震災後の彼のあゆみを、もう一度たどろう。

フィギュアスケートを中心に、冬季競技を幅広く執筆。競技会からアイスショーまで、取材範囲も多岐にわたる。