羽賀研二夫妻に有罪判決でも…4億円被害者の長すぎる戦い

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
財産隠しで有罪判決を受けた羽賀研二被告と元妻の當眞真由被告

被害金を取り戻すための大きな一歩になりそうだが……。

3月18日に那覇地裁は、詐欺事件の被害賠償に充てられる不動産を元妻に偽装譲渡し、差し押さえを免れたとして羽賀研二被告に懲役1年6か月の実刑判決を言い渡した。

また、元妻の當眞麻由被告にも懲役1年6か月、執行猶予3年の判決が下った。つまり、“財産隠し”のための偽装離婚であったと、裁判所が認めた形だ。

羽賀被告は‘07年に、知人のA氏に対する未公開株譲渡による詐欺などの容疑で逮捕され、‘13年に懲役6年の刑が確定し沖縄刑務所に服役。‘19年に満期を迎え釈放されていた。

3月18日発売の『週刊新潮』は、出獄後初となる羽賀被告のインテビューを掲載。そこには、獄中での生活などを涙交じりに語っているのだが、詐欺の被害者であるA氏への謝罪の言葉はひと言も述べられていない。

「‘13年に羽賀被告の刑が確定すると、A氏は4億円あまりの被害金を取り戻すため、民事裁判に提訴。‘16年には大阪地裁が請求通り3億9000万円を支払う判決を出し、確定しています。しかし、羽賀被告は“服役中だから200万円しか払えない”と減額しての和解を主張していました」(スポーツ紙記者)

しかし、羽賀被告は沖縄に16物件もの不動産を所有。商業ビルや住宅、それに米軍に貸し出している基地内の土地など、テナント料として月々300万円ほどを得ていたにもかかわらず、民事裁判ではそれらを明らかにせず、金欠のために減額を求めていたのだ。

「羽賀被告への支払い命令の判決が確定した2か月後に、彼は妻と離婚。しかも、所有するすべての不動産を妻名義に書き換えたんです。裁判所はこれらの行為を詐欺事件の被害賠償に充てられる不動産を妻に偽装譲渡し、差し押さえを免れようとしたとして、強制執行妨害目的財産損壊などの罪で有罪判決を下したのです」(ワイドショー関係者)

裁判長は羽賀被告に対する判決文の中で、《身勝手な動機で強い非難に値する》と厳しく断罪している。だが、羽賀被告は控訴する方針だという。

今年1月に約1年半ぶりにA氏を取材したが、以前のような饒舌ぶりは影を潜めていた。それもそのはず、‘19年1月に脳梗塞で倒れ、話すことが少し難しいという。

また、‘09年には資金繰りの悪化で大阪市内の中心地に持っていた6階建てのビルが競売にかけられ、相場よりかなり安い価格で人手に渡った。羽賀被告にかかわったばかりに4億円に近いお金を騙し取れられ、“転落人生”を味わっている。

「那覇地裁の判決には、取りあえずホッとしています。ですが、羽賀は控訴するでしょうし、判決が確定しても実際に僕に賠償金が支払われるまでには、また民事裁判を起こさないといけないでしょう。まだまだ、時間もお金も掛かる。月に300万円ほどの家賃収入があるようですし、月々10万円でも20万円でも払って返すのが誠意じゃないですか。羽賀は刑務所に入っても、全く反省していないということですよ」(A氏)

亡き梅宮辰夫さんをして“稀代のワル”と呼ばれた羽賀被告。刑務所に入っても夫婦で財産を隠し、賠償金支払いを逃れようとする性根は、そうそう変わらないようだ――。

  • 取材・文荒木田 範文(FRIDAYデジタル芸能デスク)

    埼玉県さいたま市出身。夕刊紙、女性週刊誌を経て現職。テレビやラジオにも出演中

Photo Gallary1

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事