石川敏男レポーターも腑に落ちない「少年隊」錦織、植草の独立

芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”㉕

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
今でもジャニー喜多川氏の最高傑作と言われている「少年隊」。左から錦織、植草、東山(‘89年)

《芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”㉕》

デビュー35周年を迎えた「少年隊」の錦織一清さんと植草克秀さんの二人が、年内でジャニーズ事務所を退所することが発表された。東山紀之さんと‘08年8月の東京・青山劇場「PLAYZONE」最終公演を最後に活動休止していた「少年隊」のグループ名は、事務所に残るそうだ。

異例の処置について事務所は

「殿堂入りに値する功績と『少年隊』の名前そのものは残したいというメンバーの意向を尊重した」

と、説明。でも、活動する予定は無いという。

ここ最近では「嵐」が年末で無期限の活動休止。昨年9月には関ジャニ∞の錦戸亮さんがグループを脱退し退所。元「SMAP」の中居正広さんが今年3月に独立。「NEWS」の手越祐也さんも7月に退所した。

そして「TOKIO」の長瀬智也さんが、来年3月で退所。「TOKIO」名の会社が事務所内に設立し、リーダーの城島茂さんを中心に、国分太一さんと松岡昌宏さんが役員に就任する。

生みの親・ジャニー喜多川さんが昨年7月に亡くなってから、大きく変貌を重ねているジャニーズ事務所。そんな中でも、錦織さん、植草さんの退所は、噂になっていたが「悲しい出来事だった」な。

「最後のワガママのつもりで、この年になって本当の意味のひとり暮らしをしたいという希望を伝えたところ、快く承諾していただけた。恵まれすぎていた環境を飛び出し、これから私は沢山の厳しさを味わっていかなければなりません。それをこれまでのジャニーズ事務所の教えで、はねのけていこうと思います」(錦織さん)

「酸いも甘いも経験したうえで、来年1月よりピュアな気持ちで、新たなスタートラインに立ち、挑戦していきたいという思いから卒業を決意いたしました」(植草さん)

と思いをつづったふたりに、東山さんは

「親兄弟よりも濃密な35年間を過ごし、誰よりも長い青春時代を二人と過ごせた事実を誇りに感じています。切磋琢磨させてくれた二人は最高の戦友だと思います。ニシキ!植草!また3人で語り合いましょう」

と、再開を誓った。しかし、オレには事務所の対応を素直に受け取れなかった。錦織さんは、舞台を中心に俳優活動。演出も手掛ける。植草さんも舞台俳優を続けていくという。

そんな二人だが、テレビ局やラジオ局の仕事が減っていた二人が、事務所を退所して仕事が増えていくと思えないからだ。

事務所の最年長グループで、デビュー前の‘84年に米国ニューヨークにダンス留学。マイケル・ジャクソンの振付師・マイケル・ピーターさんから本格レッスンを受けた。

ジャニー喜多川さんからも英才教育を受け、‘85年に「仮面舞踏会」で、華々しくデビュー。超一流のエンターテイナーになった「少年隊」は、ジャニーさんの「最高傑作」とも言われ、後輩などの「育成」などにも一役買ったグループだった。

それにしても、男性タレント、アイドル王国と言われるジャニーズ事務所。方や女優、モデルをそろえ“美の総合商社”と言われてきた「オスカープロモーション」も、米倉涼子、剛力彩芽、岡田結実、ヨンア、長谷川潤、忽那汐里、堀田茜、福田沙紀、紫吹淳さんらが次々と退社している。

芸能界の図式が、大きく変わってきているような気がする。それにしても、錦織さんと植草さんには、独立への率直な思いを直接聞いてみたいな……。

  • 石川敏男(芸能レポーター)

    ‘46年生まれ、東京都出身。松竹宣伝部→女性誌記者→芸能レポーターという異色の経歴の持ち主。『ザ・ワイド』『情報ライブ ミヤネ屋』(ともに日本テレビ系)などで活躍後、現在は『めんたいワイド』(福岡放送)、『す・またん』(読売テレビ)、ラジオは福井放送、ラジオ関西、レインボータウンFMにレギュラー出演中

Photo Gallary1

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事