「なんで大騒ぎ?」和田アキ子の言葉から透ける石原さとみとの距離
人気女優・石原さとみの電撃婚約の衝撃は広がるばかりだ。
お相手は「同年代の普通の会社員」としたが、実際は世界的企業に勤める外資系金融マン。一部で「年収は2000~3000万円」という報道もあったが、それでは同企業のなかでは“落第レベル”。舞台裏を知る広告代理店関係者は、
「お相手男性は日本国内の金融市場ではなく、米国ウォール街の担当と言われています。仕事ができるのでしょう。同社の社風を考えると、間違いなく億単位の金をこれまでに稼いでいます」
と断言する。どちらにせよ「普通のサラリーマン」と呼ぶには、違和感がありそうだ。
そんな石原の吉報に対し、所属事務所「ホリプロ」内が少しザワついているという。テレビ局関係者の話。
「どうやら石原さんは男性との交際・結婚を報告したのは、意志を固めたあと、すなわち“事後報告”だったそうだ。早い話が『結婚しますね』と。彼女はホリプロを代表する看板タレント。結婚となると、向こう何年間のスケジュールに狂いが生じる。しかも男性の素性に関しては本人が公にしたがらず、事務所内でもごく一部の人間しか知らされていなかったそうです」
そうした微妙な空気感は、ホリプロの頂点に君臨する和田アキ子の言葉からもわかる。3日放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)では、「ビックリした」としつつも、
「結婚してないのに、こんな大騒ぎするんですね。『かわいいのに残念だ』とかワイドショーで言うてました」
と発言。“相棒”の垣花正アナウンサーが、石原の結婚相手が「普通の会社員」である点が世間を驚かせていると説明すると、和田は「何で?」と不思議がり、同アナが、
「石原さとみと出会うチャンスが一般人にあるの? ということ」
と説明すると、和田は「ああ、そういうことか」とようやく納得した。翌4日のTBS系『アッコにおまかせ!』(TBS系)でも、和田は
「確認したんですけど、まだ結婚してないんですよ、結婚しますって言っただけで何でこんな大騒ぎなの?」
と首をひねり
「彼女がデビューした15歳の頃、お琴をひいて。その人がエッ、もう……。やっぱり35年やってると、すごいな。みんな歳取るねんなと思いましたけどね」
と話した。共演の出川哲朗や「NON STYLE」井上裕介が石原の“偉大さ”をアピールするも、和田には全く響かず。
「ホリプロほかにも綾瀬はるかとか可愛い子いっぱいいますよ」
と答え、井上は「何で納得できへんねん!」と“抗議”。ようやく和田は手を合わせて“ごめんポーズ”を取ったが、その後も
「『さとみロス』って言いうのがね、うちらの時、例えば山口百恵ちゃんとかね、ロスっていう言葉なかったから」
と語るなど終始、納得いかない様子だった。
なぜこうも素っ気ないのか? 事情を知る芸能プロ関係者はこう指摘する。
「1つは、事前に和田さんの元に石原さんから結婚報告がなかったことが考えられる。もう1つは、彼女のホリプロ内での独特のポジションが関係しているのでしょう」
和田の部署はバラエティータレントが多く在籍するプロダクション二部。石原は俳優ばかりのプロダクション一部の所属だ。
「どこの事務所でもそうですが、一部と二部は互いに切磋琢磨しているので、仲はそれほどよろしくない(笑)」(前出・芸能プロ関係者)
加えて、石原にはホリプロ以外に創価学会という巨大組織の“顔”という立場がある。前出の芸能プロ関係者によれば、
「うがった見方をすれば、2つのプロダクションに所属しているようなもの。ホリプロはアットホームな社風ですが、石原さんは治外法権というか、なかなか物事を言いづらいポジションにいる。それで苦労した事務所スタッフも多いと聞きます。和田さんはその辺りを把握しているので、あのような物言いになったのでは?」
と推察する。とはいえ、和田も最後は「いいんじゃない? 久々に明るい話題」と祝福。芸能界のトップオブトップであり、人情も人一倍ある和田のことだから、無事入籍した時に、改めて祝うつもりだのだろう。
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PHOTO:香川貴宏