エイベックス会長が暴露した和田アキ子と米倉涼子「遺恨と現在地」
大手レコード会社『エイベックス』松浦勝人会長の“蔑視騒動”が思わぬところへ飛び火した――。
松浦氏は6月19日のユーチューブ生配信で視聴者にアオられ、複数の女性芸能人に「ババア」「ブス」など“放言”を連発。22日にこれらの言動が一部メディアに報じられ大炎上すると、23日のライブ配信で釈明に追われた。松浦氏は
「もしも、あの発言によって(本人が)本当に傷ついてるんだったら謝りますよ」
とする一方で、発言を報じた一部メディアに対して
「てめーらの都合のいいように切り取って。あれだけ見てる人はああ思うじゃん」
「悪意がある記事」
と怒りをぶちまけた。
そんななか、松浦氏の発言で思わぬ事実が判明したのが、大物歌手・和田アキ子と実力派女優・米倉涼子の“ただならぬ関係”だ。
松浦氏は生配信で米倉のことを「大嫌い」と公言。その理由について、一瞬口ごもるも、次のように話した。
「米倉涼子は和田アキ子に怒られているときにさ、俺味方してやったら、『あんた黙ってて!』って言われて…それから俺、大っ嫌い。『なんだ、この女。助けてやってるのに』って。アッコさんが怒ってたよ」
松浦氏の暴露が事実ならば、和田と米倉との間に遺恨が生じていたことになる。ネット上でも
《何があった?》
《大物同士、ヤバイ》
など野次馬的に話が盛り上がっている。
ただし、2人は今年3月8日、高級ブランド「ブルガリ」銀座店で行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS 2022」国際女性デーの発表会見に揃って出席。翌9日には和田がインスタグラムで米倉とのツーショット写真をアップし
「昨日はブルガリ アウローラアワードのキックオフイベントで、ヨネ(米倉)と久しぶりに会えて嬉しかった〜」
と綴っている。
米倉との再会は実に10年ぶりだそうで
「昔は飲み屋でたまに会ってたけど、最近会えてなくて」
と告白。その上で
「ヨネはいつも頑張っててすごいです」
「また近々お食事でも行きましょう。最近は私も早く解散しますカラ」
とメッセージを送った。スポーツ紙記者は、
「文脈から察するに、以前は一緒に飲むこともあったけど、その後は10年間疎遠になり、3月のイベントで再会したということ。おそらく、松浦さんも同席した場で2人がやり合い、その後“会わない関係”が続いていたのかもしれません」
と推察する。
一方、和田を知る芸能プロ関係者は「よくある話」と一笑に付す。和田は酒を飲むと礼儀作法に厳しくなり、時には相手を説教することもあるという。そこで相手が言い返し、口論になることもしばしば。
「しかし、翌日にはノーサイドで。粗相があったのならば、和田さんのお付きのスタッフが相手方に電話してフォローする。米倉さんとの関係も言うほど悪いわけではありませんよ。長く芸能界にいたら誰もが経験する“あるある”です」(同・芸能プロ関係者)
本当に険悪ならば、そろってイベントには登壇しないだろう。さらに言えば、和田の「ヨネ」呼びは親しさの証明でもある。前出の芸能プロ関係者は、
「和田さんは後輩は呼び捨て、先輩は『さん』付け。それとは別に、親しみを込めてアダ名で呼ぶことがある。
亡くなった森光子さんは「もりっち」、島倉千代子さんのことは『ちよっち』でした。『ヨネ』と気軽に呼ぶのですから、少なくとも和田さんは心を開いていると思います」
と語る。
10年ぶりの再会を経て、2人が「飲んだ」という話を、そのうち聞くことになるかもしれない――。
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PHOTO:山田宏次郎(和田アキ子)、原一平(米倉涼子)