元夫の逮捕で思い出す酒井法子の芸能界「前代未聞」逃走劇

芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”㉙

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’12年、女優復帰を果たした際の酒井法子。会見では、ハンカチを顔に当てる場面も(写真:共同通信社)

<芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”㉙>

またまた先月末に違法薬物で逮捕された、酒井法子さんの元夫でアルバイターの高相祐一容疑者。「やっぱり続いていた」と、関係者は言う。

これまでにも写真週刊誌に「シャブ購入現場」という記事を掲載されたこともあったし、‘16年11月には、医薬品機器法違反(薬事法)で、逮捕もされているから、これで3度目の逮捕だ。

そのたびに「酒井法子の夫」と言う肩書がつき、彼女には迷惑な話。ネットでは

「別れて10年も経つんだからかわいそう。関係ない」
「もう、酒井法子の元夫と言うのはやめてあげて」

と言う声も多い。

そんな高相容疑者が1回目に逮捕されたのは、‘09年8月2日。酒井さんと結婚している時だった。

東京・渋谷の道玄坂で、職務質問され逮捕された。挙動不審が原因。「ポケットのものを出しなさい」と言われ、徹底的に拒否。「俺の奥さんは有名人なんだから」と酒井さんに電話。ここから話が大きくなっていく。

高相容疑者のポケットからは覚せい剤が出てきた。夫の電話で現場に到着した酒井さんは任意で尿検査を求められたが「任意であれば絶対に嫌」と拒否。任意同行を求められても「子供を預けている」と、その場から立ち去り、行方が分からなくなるといった逃走劇を演じた。

メディアは、彼女の足跡を追う。当時10歳の長男も姿を消し、所属事務所から捜索願も出された。

酒井さんは逃走にあたり、深夜にコンビニのATMでお金をおろし下着や生活用品、食料品を買っていたという目撃情報もあった。当然、マスコミは大騒ぎだ。

家宅捜索に入った警察は、覚せい剤を見つけ酒井さんの逮捕状もとった。警察は酒井さんの携帯電話の発信記録から山梨県にいることを割り出し、捜査員を向かわせる。

警察もメディアも最悪のことを考えた。日に日に騒ぎは大きくなる。

マスコミも彼女を追うことになった。かつて交通事故死した酒井さんの父親が住んでいた山梨甲府にも、夫婦でサーフィンに出かけていたこともあった千葉の借家にも取材は向かう。

しかし、全く行方が分からない。

それから6日後の8月8日、彼女は弁護士を通じて出頭すると警察に伝えた。

事件を追っていた警視庁渋谷署ではなく、マスコミにかぎつけられないように文京区富坂庁舎に出頭、覚せい剤取締法違反で逮捕された。覚せい剤については、

「私の部屋にあったのなら、それは私の私物で間違いないと思います」

と供述。逃亡を助けた建設会社会長にも注目が集まった。

直撃取材に対し会長は、山梨にある酒井の継母の家や都内のマンション、箱根の別荘などに匿ったことを認めたが、逮捕状が出るまでは酒井を疑っていなかったと説明。精神的に落ち込んでいて最悪の事態を考え保護していたと話した。

裁判で、高相容疑者は、

「覚せい剤は拾った。音楽活動をしようと思っていた」

と説明。酒井さんは、

「夫から勧められたが、自分の意志。離婚して更生します」

と供述。高相容疑者には懲役2年、執行猶予4年。酒井さんには懲役1年6か月、執行猶予3年が言い渡された。

2度目の逮捕前までは、彼は当時中学生だった息子さんとLINEでつながっていて年に2~3回は会っていたと聞いていて、

「息子さんとサーフィンの話をし、一緒に行けないから細かくアドバイスしていたようだ。時にはファッションの話で盛り上がっている」

とも周囲に話していたようだ。酒井さんは執行猶予が切れた日に舞台出演の記者会見。「今の気持ちをのりピー語で」と言われ「うれぴー」と発言。聞く側にも問題がある気がするが、世間からのヒンシュクを買ってしまった。

女優業を続けているが今一歩。人生の失敗はあったが、松田聖子さんのようにスキャンダルを乗り越え、彼女にもアイドル時代の輝き見せて欲しいな。

  • 石川敏男(芸能レポーター)

    ‘46年生まれ、東京都出身。松竹宣伝部→女性誌記者→芸能レポーターという異色の経歴の持ち主。『ザ・ワイド』『情報ライブ ミヤネ屋』(ともに日本テレビ系)などで活躍後、現在は『めんたいワイド』(福岡放送)、『す・またん』(読売テレビ)、ラジオは福井放送、ラジオ関西、レインボータウンFMにレギュラー出演中

  • 写真共同通信社

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