中田敦彦・シンガポールへ移住で「10億円ユーチューバー」への道
総力取材 芸能ワイド どうする?人生の分岐点
|芸能
昨年12月上旬、港区の一角にある雑居ビルに中田敦彦(38)の姿があった。新しいビジネスのことでも考えているのか、表情は険(けわ)しい。3時間ほど滞在すると、迎えの車に乗り込み、自宅方向へ走り去った――。
昨年いっぱいで吉本興業から独立した中田。退所会見では今後のユーチューブを舞台にした活動に意欲をのぞかせた。
「自分で考え、自分でブレーンとスタッフを集めて稼いだユーチューブの収益の一部を、何もしていない吉本に収め続けることに中田は疑問を持っていました。すでにメディア露出はなくなっていましたから、退所のデメリットはほとんどない」(テレビ局関係者)
3月には家族とシンガポールへ移住するという。ユーチューバーのコンサルティングを行う『IRODORI』代表の野口雄大氏は、節税対策に有効だと語る。
「日本の所得税は最高で45%ですが、シンガポールは22%と半分以下。住民税がなく消費税も7%と低いため『アジアのタックスヘイブン』と呼ばれています。中田さんのユーチューブは、年間総再生回数が4億回を超えている。収入は2億円以上と予想されます」
環境は整った。「パーフェクトヒューマン」中田は今後、どんな武勇伝を聞かせてくれるのか。
『FRIDAY』2021年2月5日号より
次の記事はこちら #5 オリラジ中田 不祥事で復帰させない風潮に異論「再生工場」目指す
- PHOTO:島 颯太