個人事務所も閉鎖して…沢田研二「ひっそり引退の真相」
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「ジュリーがついに引退か―」
そんなウワサが音楽業界、テレビ業界を駆け巡っている。昨年末に突如ファンクラブを解散した沢田研二(72)が、今年に入って個人事務所も閉鎖したのだ。
「現在、個人事務所は音信不通の状態になっていますが、今年はソロデビュー50周年という節目の年です。4月には記念のDVDボックスが発売され、志村けんの代役で主演した映画『キネマの神様』の公開も控えている。だが、これらを最後に芸能活動にケリをつけるのではないかと見られているんです。昨年中止となったコンサートも振り替えの目途が立っていません」(民放テレビ局制作スタッフ)
本誌は神奈川県内の高級住宅街にある沢田の自宅を訪ねた。3月上旬の午後、瀟洒しようしやな一軒家にタクシーが停まり、降りてきたのは女優の田中裕子(65)。愛妻に続いてメガネにマスク姿の沢田が。夫婦でランチタイムに外出していたようだ。
―なぜ事務所を閉鎖したのですか?
「…………」
本誌の問いかけに沢田は終始無言を貫いた。元ザ・タイガースのメンバーである森本太郎氏はこう明かす。
「ジュリーとは今年1月に電話で話したんですが、『コロナには気をつけてる。最近はまったく外出してないんだ』なんて話していましたよ。ただ声は元気そうでした。今年が節目の年であることは私たちもちゃんとわかっています。コロナ禍が落ち着いたら、また元気な姿を見せてくれるんじゃないかな」
老け込むにはまだ早いだろう。



『FRIDAY』2021年3月19日号より
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撮影:山田宏次郎