沢田研二 コンサート”ドタキャン”騒動で、思わぬ炎上効果
チケットは値上がり、コンサートは満員
|芸能
古希を迎えたカリスマシンガーも、この”炎上効果”にはビックリだ。
10月17日にさいたまスーパーアリーナで予定されていたコンサートを”ドタキャン!した、歌手の沢田研二(70)。ところが今、この騒動が彼にとって思わぬプラスの影響を生んでいる。
「現在行われている彼の全国ツアーの売れ行きは好調。12月の東京国際フォーラムでの公演は、約5000席分のキャパシティがあるにもかかわらず、すでに完売しています。一連の騒動で久しぶりに彼の曲を聴き、懐かしさから会場に足を運ぶ人が多いためだとか。さらに、オークションサイト『ヤフオク!』では、8000円のチケットが7万2000円で落札されていました。まさに、”怪我の功名”ですね」(イベント会社幹部)
それだけでなく、ファンの間でも「ジュリー」の株は爆上がりだという。
「ファンは、『オレ様系』でもアーティスト然としたジュリーが好き。だから今回の騒動は、ファンをがっかりさせるどころか、彼への信仰心を再燃させました。だってジュリーは、勝新太郎さんや高倉健さん並みの”昭和の大スター”。そんな彼がドタキャンをしたところで、ファンはこれっぽっちもイヤじゃないんです」(芸能リポーター・あべかすみ氏)
“炎上商法”という言葉がなかった昭和の頃から、スキャンダルは沢田研二にとって「燃料投下」になっていたのだ。



写真:結束武郎、産経新聞社、時事通信社