オリラジ中田敦彦「引退宣言」の深層と相方・藤森慎吾の運命
「2021年4月、中田敦彦、“顔出し”を引退します」
3月12日、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦が自身ユーチューブチャンネル「NAKATA TALKS」で、冒頭のような引退宣言を行った。その理由として語ったひとつがプライバシーの問題だ。
「一度有名になってしまって、そこからトラブルに巻き込まれたらずっといろんなこと言われる。その息苦しさを感じてて。顔知られてるっていいことばかりじゃない」
現在はシンガポールに住んでいる中田だが、2月27日に公開された「雨上がり決死隊」の宮迫博之と中田敦彦が運営するYouTubeトークバラエティ『WinWinWiiin』においても、自らの引退について語っていた。
「現在は中田さんだけがシンガポールに住んでいますが、落ち着いたら家族も移住する予定だとか。ですので、司会を務めている『Win-』も自分が帰国できない場合は、人気YouTuberのヒカルさんに司会を任せたいと発言していました。彼の中では、表に出る仕事は控えたいという思いが強いんでしょうね」(ワイドショー関係者)
そして焼肉店で行われた番組の打ち上げ動画では、さらに深いトークになった。そこで中田の口から驚くべき発言があった。
「顔出す仕事を減らしたい ひっそりと無名になっていく」
「40歳で引退しようと思って。だから、あと2年。2023年の9月26日に引退する。それが39歳最後の日なんで」
と告白。今後もやりたいことを発信したり、社会貢献はしていきたいとはいうものの、表舞台から姿を消すことを宣言したのだ。
数千万円かけて宮迫と中田がテレビ番組さながらの豪華なセットを作った同番組だが、ヒカルは《WinWinWiiinもあと2年で終わり?》と驚くと、宮迫もショックを受け動揺。改めて、中田の代わりに司会を務めるようヒカルにお願いしていた。
しかし一番気がかりなのは昨年末に、共に吉本興業を退社した相方の藤森慎吾の存在だ。
「藤森さんは退社するときも“辞める”という報告を中田さんから受けただけで、オリラジとして今後どうするかという事前の相談ではなかった。しかし『2025年に武道館でライブをする』という目標を中田さんから聞いて、藤森さんは吉本を辞め中田さんについていくことを選んだと明かしています。2年後に中田さんが引退してしまったら、この約束はどうするのでしょうね」(スポーツ紙記者)
2月5日に公開された「アンジャッシュ」児島一哉のYouTubeチャンネルにゲストで呼ばれた藤森は“なんで吉本辞めたの?”と聞かれ
「一番の理由は、あっちゃんが『2025年に武道館でライブをやりたい』というのを聞いて、めちゃくちゃワクワクして」
と答えている。
「中田の引退宣言などを聞くと、やはり藤森は吉本に残るという方が賢い選択だったのではないか…とも思ってしまいますよね。もちろん、吉本はテレビ局に圧力をかけることなどはしないでしょうが、テレビ局側がある程度吉本に気を遣うことはあり得ます」(テレビ局関係者)
藤森はレギュラー番組のほか、YouTubeやオンラインサロンなど独自の収入を持っている。だが、今後はテレビの露出は減少していく可能性だってあるだろう。
2年後に中田は引退し、’25年に武道館で1日限りの復活ライブは出来るのかもしれない。だが、そのあとの「オリラジ」の運命は一体どうなるのだろうか…。
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- PHOTO:島 颯太