櫻井翔、松たか子…春ドラマの「豪華すぎるラインナップ」に驚愕! | FRIDAYデジタル

櫻井翔、松たか子…春ドラマの「豪華すぎるラインナップ」に驚愕!

この4月、ドラマ好きにはたまらない毎日が始まる!

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今クールの”月9”、マンガ原作のドラマ『イチケイのカラス』で裁判官役を演じる竹野内豊
今クールの”月9”、マンガ原作のドラマ『イチケイのカラス』で裁判官役を演じる竹野内豊

春ドラマの陣容が各局出そろった。ドラマオタクからすると「テレビ局、いったい何があった……? え、なにもう今年はドラマの予算を使い切るの……??」と疑念を持ちたくなるほど、出演者が豪華だ。毎クール、太鼓判を押せるような面白い作品が1〜2作品ほど、トピックとして上がってくる。でも2021年の春は、ほぼ毎日アカデミー賞のような作品が放送される。

今回はその珠玉決定の作品を、月曜から曜日順に追って、主演と見どころを紹介していこう。

ウィークデイはコメディで笑って、癒やされて

月曜といえば “月9”を外してはいけない。今回放送されるのは、竹野内豊、黒木華主演の『イチケイのカラス』(フジテレビ系・4月5日〜)だ。タイプのまったく異なる2名の刑事裁判官が、難事件の裏にある事件の真相に近づいていく。法律モノという内容にも惹かれるけれど、“竹野内豊が月9”というシチュエーションにピンときてしまうのは、昭和生まれに特有な症状でしょうか。昔放送された『ビーチボーイズ』(1997年)良かったなあ……。テレビ東京では、放送前から静かに話題が沸騰しつつある『珈琲いかがでしょう』(4月5日〜)に、中村倫也が主演。『凪のお暇』で知られる原作者、コナリミサトの世界観とどうマッチするのだろうか。主題歌がオザケン担当というのもそそられる。

火曜は『大豆田とわ子と三人の元夫』(関西テレビ、フジテレビ系・4月13日〜)に松たか子が主演、たくましく今の日本を生き抜くバツ3女性を演じる。民放ドラマに彼女の名前が挙がるだけでも期待値は高まるのに、脚本は坂元裕二となれば、盆暮正月が一気に来たようなものである。そして、女性視聴者お待ちかねの胸キュン枠“火10”は『着飾る恋には理由があって』(4月20日〜)に、川口春奈と横浜流星が主演を飾る。インフルエンサーとミニマリストの恋……と何やら香ばしい匂いがするけれど、とりあえずこのふたりが彩る恋愛ラブコメなら顔面優勝は決定。

水曜には私生活で新妻の石原さとみと、綾野剛による『恋はDeepに』(日本テレビ系・4月14日〜)が始まる。海洋学者の女性と御曹司の恋、どんなふうに進むのか。石原は毎回ドラマで見せるメイクは自前、という話を聞いたことがある。そこに衣装も加わった、ドラマ上のビジュアルも楽しみ。

木曜は玉木宏主演の警察ドラマ『桜の塔』(テレビ朝日系・4月15日〜)が。警察署内の出世バトルをテーマにしたドラマ、平日放送のドラマでは唯一と言っていいほど物語に重みを感じる内容だ。個人的にバイプレイヤーの高岡早紀がどんな妖艶さを放出してくれるのか楽しみにしている。そして木10には『レンアイ漫画家』(フジテレビ系・4月8日〜)に愛を知らない漫画役に鈴木亮平、崖っぷちアラサー女子役に吉岡里帆。この二人が疑似恋愛を通して(おそらく)本物の恋に落ちていく、ラブコメディーだ。

大作ラッシュでレコーダー&サブスクが大活躍

週末もまだまだ豪華旋風は止まらない。金曜は北川景子&永山瑛太による『リコカツ』(TBS系・4月16日〜)。結婚したばかりの夫婦が離婚活動を行うコメディだ。永山は『最高の離婚』(フジテレビ系・2013年)以来の、8年ぶりの離婚モノ。今回はどんな別れを迎えるのか? いやそもそも最終的に別れるのだろうか??

土曜は『コントが始まる』(日本テレビ系・4月17日〜)には、菅田将暉、有村架純、神木隆之介、仲野太賀らによる群像劇を。売れない芸人トリオが集まるファミレスをベースに、物語が進んでいく。今、映画『花束みたいな恋をした』で、全国の大人たちを泣かせている菅田&有村コンビをテレビで見られる。

日曜は阿部寛主演の『ドラゴン桜』(TBS系・4月25日〜)が、16年を経てシーズン2を迎える。当時落ちこぼれ生徒だった長澤まさみも今度は弁護士役で登場。生徒役も髙橋海斗(King & Prince)、平手友梨奈を筆頭にこれからの芸能界を嘱望される面々が集合。キャストをシルエットで小出しに発表していくという、オタク心を突く宣伝も終えて、いざ物語が始まる。

おそらく前作で山Pが演じたメインポジションに、今をときめく髙橋がIN。彼はここ数年の学園モノに出演を重ねて、ひじょ〜に良い演技を披露しているので、今回の演技も気になるところ。そして櫻井翔&広瀬すずが演じる『ネメシス』(日本テレビ系・4月11日〜)。ポンコツ探偵と天才助手による、ミステリーエンターテイメント。この二人、映画『ラブラスの魔女』(2018年)以来、3年ぶりの共演となる。10代の当時から、20代へ美しく成長をした広瀬と櫻井がどんなコンビネーションを見せてくれるのか。

以上が、4月から始まるドラマの一部だ。実際、深夜帯やキー局以外(CS、BSなど)を合わせると、30本近くの作品がスタンバイしている。これはひょっとしたら、国によるコロナ感染対策による在宅の勧めなのだろうかとおかしな深読みをしてしまうけれど、とにかく毎日テレビを見たくなることだけは保証しておこう。ああ、放送開始が待ち遠しい。

  • 小林久乃

    エッセイスト、ライター、編集者、クリエイティブディレクター、撮影コーディネーターなど。エンタメやカルチャー分野に強く、ウエブや雑誌媒体にて連載記事を多数持つ。企画、編集、執筆を手がけた単行本は100冊を超え、中には15万部を超えるベストセラーも。静岡県浜松市出身、正々堂々の独身。女性の意識改革をライトに提案したエッセイ『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』(KKベストセラーズ刊)が好評発売中。

  • 写真2019 TIFF/アフロ

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