元NHK大越氏の報ステ起用で「富川&徳永アナの今後は未知数」 | FRIDAYデジタル

元NHK大越氏の報ステ起用で「富川&徳永アナの今後は未知数」

2人がMCを担当するのは10月からは金曜日だけに…

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番組内における富川アナの存在感はどんどん薄くなっている
番組内における富川アナの存在感はどんどん薄くなっている

テレビ朝日の局内が激震に見舞われている。

騒動の火元となったのは6月末でNHKを退職した大越健介氏(59)の大抜擢だ。同局の看板報道番組『報道ステーション』のメインキャスターに迎え入れられることが公式発表され、蜂の巣をつついたような騒ぎになっているという。そもそもごく一部の番組関係者以外、大越のヘッドハンティングについて何も知らされていなかったというから驚きである。

「大越氏本人からの要望だったと言われています。事前に情報が漏洩することを警戒し、特に古巣のNHKに知られることを嫌がっていたそうです。今回の発表は一部メディアが大越氏の移籍に気付いてNHKに問い合わせたことが原因だと聞いています。本来は60歳の誕生日である8月2日が大越氏の定年日でした。結果としてそれを2ヵ月も前倒したんです」(民放テレビ局局員)

当然注目されるのが、大越氏以外のキャスター陣を巡る座組み。

月~木曜はメインキャスターを務める大越氏とともに同局の小木逸平アナ(47)と入社2年目の渡辺瑠海アナ(24)が出演。金曜は富川悠太アナ(44)とフリーの徳永有美(45)の2人が担当する。また、富川アナは月~木曜はリポーターとして番組に登場する予定だという。

そうした中、漏れ伝わって来たのが徳永アナと富川アナに関する不穏な話だ。

「徳永アナは今回の大越氏の起用を発表の直前まで知らされておらず、今は自ら『卒業』をチラつかせていると聞きます。ただそれも理解できるんです。番組視聴率は世帯平均で常に11~14%台をキープしています。

『WBS』(テレ東)の枠が真裏に移動してきても、数字を落とさず、むしろ一連の新型コロナウイルスに関する報道で軒並み1~2%の視聴率の底上げに成功している。徳永アナはその功労者と言っても過言ではないんです。にもかかわらず、担当が金曜日のみになるわけですから、忸怩たる気持ちがあるでしょうね」(テレビ朝日関係者)

一方で、テレ朝上層部には徳永アナに対しては気を遣う理由があるという。彼女の夫である内村光良(56)の存在が今のテレビ業界では大きいからだ。

「内村は好感度や潜在視聴率が非常に高い。にもかかわらず、‘05年に『内村プロデュース』がゴタゴタの末に終了して以来、内村はテレ朝ではレギュラー番組が一つもないんですよ。そもそも、徳永アナを『報ステ』に引っ張ったのは内村をキャスティングできる可能性を期待したからとも言われています」(同前)

徳永アナを冷遇すれば内村の新番組はほぼ不可能だろう。

ほかにもテレ朝を悩ませている問題がある。富川アナがフリーに転向する可能性が高まっているのだという。

「富川アナに関しては、かつて番組でタッグを組んだ小川彩佳アナへの“パワハラ疑惑”から始まり、昨年4月には新型コロナウイルスに感染して自宅療養中に、妻による2人の息子に対する“DV疑惑“も報じられました。それを理由に上層部が番組内における富川アナの存在感を薄くしようとしている意図が見受けられます。富川アナ自身もそれを感じているでしょう。

ただ、一昨年には小川アナ、竹内由恵アナ、宇賀なつみアナらが一斉に退社しました。富川アナも独立すれば、これに続くアナウンサーがさらに出るかもしれない。これ以上局アナが退社すると、テレビ朝日自体のイメージダウンも避けられません」(放送作家)

いま局内からは、大越氏を起用した上層部への疑問の声が噴出し始めているという。

「大越氏のギャラは1日50万~80万として、年間で1億円前後でしょう。いまはコアターゲット(13~49歳)の獲得が局の大方針なのに、あえて高いギャラを払って還暦目前の大越氏を起用する必要があるのでしょうか。そもそも視聴率は悪くないんですよ」(前出・テレビ朝日関係者)

局の看板番組である『報道ステーション』が大越氏によって10月からどう変わるのか。テレビ業界は固唾を呑んで見守っている。

  • 写真西圭介

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