頑固な張本勲氏が番組内で謝罪の背景に『サンモニ打ち切り』危機 | FRIDAYデジタル

頑固な張本勲氏が番組内で謝罪の背景に『サンモニ打ち切り』危機

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プロ野球通算最多の3085安打をマークした張本勲氏。頑固一徹な彼が、今回は頭を下げたが…

「ご意見番」で知られる野球解説者の張本勲氏が“女性蔑視発言”で大炎上した。

問題となったのは8月8日放送の情報番組『サンデーモーニング』(TBS系)。東京五輪女子フェザー級で日本女子初の金メダルを獲得した入江聖奈選手を扱った際、同氏は

「女性でも殴り合い好きな人がいるんだね。嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合って。こんな競技好きな人がいるんだ」

などと発言し、物議を醸した。まず、ボクシングを「殴り合い」ととらえているところに競技への誤解があるし、「嫁入り前」「お嬢ちゃん」と性別や生き方についての明確な偏見が浮かび上がる発言だ。

これを受け、日本ボクシング連盟は10日付でTBSに抗議文を送付。12日にTBSから謝罪文を受け取ったことを明らかにした。そこには張本氏のコメントも添えられており、

《私は元々ボクシングが大好きで、白井義男さんやファイティング原田さんが世界チャンピオンになった時に、飛び上がって喜びました。今回、入江選手が金メダルを取った時も、飛び上がって喜んでいました。

今回の私の発言は言葉が足りませんでした。入江選手の快挙を称えると共に、自分も金メダルを取れるのではと思って、ボクシングをやる女性が増えてほしいということを本当は言いたかったのです。言葉足らずで反省しています》

としている。誰もが驚いたのは、番組内の発言から

「ボクシングをやる女性が増えてほしいということを本当は言いたかった」

と釈明したことだ。どうつなぎ合わせても意味が通らない。スポーツ紙芸能担当記者は

「もうお手上げ。よくもまぁ、TBSもこの謝罪文で理解が得られると思ったものだ。ひとまず火消しを最優先に考えたのだろう」

と話す。

もう1つの驚きは、内容はともかく、あの頑固な張本氏が“謝った”ことだ。元番組スタッフが証言する。

「サンモニで司会の関口宏さんとご意見番コーナーの張本さんは“別格”。張本さんの『喝』を楽しみにしている固定ファンがいて、その人たちが番組視聴率を下支えしている。だから、張本さんには誰も文句は言えないのです」

‘10年5月には同番組に出演していたジャーナリストの江川紹子氏が張本氏の逆鱗に触れ、番組から締め出された。楽天の岩隈久志投手(当時)が打たれて途中降板したことに対して、張本氏が「喝!」と叫ぶと、岩隈ファンの江川さんは、「え~っ」と不満を漏らした。

これが気に入らなかったようで、張本氏が江川氏の“排除”を求めたというのだ。当時、江川氏はことの経緯をツイッターで書き連ねている。

「この件で張本氏を直撃した記者は、『あぁ、そんなことか。俺は知らないよ』と人ごとのように返されたといいます」(同・元番組スタッフ)

その江川氏は今回の件についてツイッターで

《今さら感がありますが、抗議や苦情が言いやすくなったのは、よかったと思います》
《ただ、一番の問題は、こういう物言いを、愛すべき『個性』のようにとらえて活用してきたメディアでは》

とつぶやいている。

“唯我独尊”の張本氏が謝罪文を出すまでに至った背景には、同番組の苦境も関係しているとみられている。

平均世帯視聴率15%前後の人気番組だが、主な視聴者は前出の通り高齢者。CMを打っても直接購買活動に結び付きづらい層で、テレビ各局は昨今、子供から49歳までの男女を指す「コア視聴率」を重視している。

「サンモニはこのコア視聴率が悪い。かつては局内でも一目置かれていましたが、このところは風当たりが強く、高視聴率の影で番組打ち切りが何度もささやかれています。そこに来ての張本氏の失言ですから慌てるのも当然でしょう。

クライアントがこの件を理由に引き上げたらシャレになりませんからね。あの謝罪文を張本氏本人が本当に考えたのかどうかはわかりませんが、関口さんの“顔”もあり、このタイミングで打ち切り論が過熱するのはマズイのです」(TBS関係者)

15日の放送では、コーナー冒頭で

「今回は言い方を間違えて反省してます。以後気を付けます」

と改めて番組内で謝罪の言葉を述べた張本氏。今回の件で舌鋒が緩むことはなさそうだが、番組スタッフは今まで以上にヒヤヒヤしながら収録を見守ることになりそうだ…。

  • 写真共同通信

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