河野景子と交際ジャッキー・ウー テレビで「再・結婚宣言」のワケ
「結婚はします、当然。仲良く今もおつき合いさせていただいています」
8月15日放送のTBS系情報番組『サンデー・ジャポン』で、こう宣言したのは映画監督のジャッキー・ウー氏(年齢非公開)だ。ウー氏は、昨年12月『週刊文春』の報道でフリーアナウンサー河野景子さん(56)との交際が発覚。『サンジャポ』でも河野さんとの関係について聞かれ、こうのろけた。
「報道では、(プロポーズは)彼女のほうが言い出したってことになっているんですけど、実際はボクが話して……。それで2人でいいんじゃないかって話になったんでね」
昨年の『週刊文春』の報道直後、ウー氏はフジテレビ系『ノンストップ!』にもVTR出演。「結婚します」と宣言していた。すぐにでも婚姻届を出すのかと思いきや、あれからすでに8ヵ月ーー。「再・宣言」となった『サンジャポ』で、「なぜ(結婚が)延期となっているのか」という質問を受けたウー氏の返答は。
「タイミングってことですか。それはいろいろと、お嬢さんが成人になるのがもう少しだったりとかね。そういうものを経て、やろうという部分があるんですけどね」
批判覚悟で資金集めに奔走
納得がいくような、いかないような……。スンなり話が進まない背景には、河野さんの前夫・貴乃花親方の影響があるという。
「『週刊女性PRIME』が7月31日に、親方が『婚姻期間中に使ったおカネを返してほしい』と要求していると報じました。『使途不明金があった』と。具体的にはわかりませんが、相当な金額のようです。河野さんは困りはて、ウー氏に相談しているとか。親方の要求が、結婚への障害になっているのかもしれません。
ただおカネを返還すべき理由や金額についての根拠が薄く、河野さんも慎重になっているといわれます」(民放キー局社員)
「親方の懐具合が相当苦しいのでは」と語るのは、日本相撲協会関係者だ。
「18年9月に相撲協会を退職してからは、特に決まった仕事がありませんからね。新型コロナウイルスの影響で、講演会も子どもたちへの相撲教室もできない。都内に所有していた、5億円になるといわれる豪邸も売却してしまいましたから。
そもそも親方は、金銭感覚を疑問視されている。部屋の師匠だった時は、先代(父親の元大関・貴ノ花)から続く多くのタニマチとの関係を切ってしまったんです。タニマチは、おカネを出しますが口も出しますからね。うるさく感じたのでしょう。
ただ、支援金なしに部屋は運営できない。そこで妻の河野さんが、一門の女将さんたちとの食事会で提案したのが『サポーター制度』でした。タニマチから集めたおカネを、部屋ごとに管理するのでなく一門でシェアするというシステムです。さすがに女将さんたちの反発で、実現しませんでしたが。なかには『シャシャリ出て……』と河野さんを非難する人もいましたが、彼女がいなければ部屋は存続できなかったハズです。河野さんは批判を承知で、奔走していたんですよ」
親方の金銭返還要求が報じられた直後というタイミングを考えると、ウー氏の「再・結婚宣言」は別の見方ができる。
「親方への牽制ですよ。『私たちはアナタと関係ないんだ』というメッセージにとれます。『もう、そっとしておいてくれ』と」(同前)
18年10月に河野さんと離婚した貴乃花親方。彼女とウー氏の交際報道が出た当初は「幸せでいてほしい」と、祝福していたハズだ。今後の動向が注目される。
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撮影:蓮尾真司