ゆきぽよに追い風!「クズタレント」がテレビ界で大躍進する背景 | FRIDAYデジタル

ゆきぽよに追い風!「クズタレント」がテレビ界で大躍進する背景

スタッフは見た!週刊テレビのウラ側

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ギャンブル好きで多額の借金があり、大酒飲みで遅刻常習犯。クズすぎて妻子が逃げていたという『空気階段』の鈴木もぐらも、売れっ子に
ギャンブル好きで多額の借金があり、大酒飲みで遅刻常習犯。クズすぎて妻子が逃げていたという『空気階段』の鈴木もぐらも、売れっ子に

3月23日放送の『クズミリオン』(TBS系)で、ゆきぽよ(25)が久しぶりの地上波テレビ出演を果たした。

「’19年5月、ゆきぽよの自宅で知人男性がコカインを使用した疑いで逮捕。彼女にも疑いの目が向けられ、仕事は激減しました。今回、ゆきぽよが出演した番組は『芸能界屈指のクズ達による足の引っ張り合いゲーム』というコンセプトだったから、局側は攻めたキャスティングができたのでしょうね」(放送作家)

『ザ・マミィ』の酒井貴士(30)ら、クズキャラを売りにするタレントがテレビで引っ張りダコになっている現状は彼女にとって追い風だという。

「コンプライアンスが厳しくなり、見た目いじりや過激な罰ゲームなどはNGになっています。ただ、”人を傷つけない笑い”では物足りなさを感じる視聴者がいることも確か。そこにハマったのが〝クズイジり〟です。ギャンブルで借金を作ったり、ありえないぐらい遅刻したりするのは本人の落ち度のため、イジりやすい。

クズを売りにしている彼らも仕事に繋がるイジりOKというスタンスだから、win-win。クズキャラでの起用なら、ゆきぽよのような不祥事タレントも起用しやすい」(キー局プロデューサー)

クズが重宝される背景に「コロナ禍もある」と広告代理店関係者は指摘する。

「コロナ禍でスポーツやエンタメ業界が制限を受ける中、ネット投票ができる公営競技は軒並み売り上げを伸ばしています。ただ、感染対策でレース場内でのイベントができないので、ライブ配信やテレビ番組に力を入れています。そこで重宝されているのが、ギャンブル好きなクズタレントたちです。

先日開局した『BSよしもと』でも競輪の車券販売サイト『チャリロト』がスポンサーになった競輪中継が始まりましたが、『とろサーモン』や、『ラヴィット!』(TBS系)出演でクズぶりが見出された『相席スタート』山添(やまぞえ)寛(36)らが起用されています」

椿鬼奴(おにやっこ)(49)と結婚直後は〝ヒモ旦那〟とバッシングされた芸人の『グランジ』大(42)は趣味のボートレースの知識を生かし、毎日のように全国のレース場のライブ配信に出演。月によっては鬼奴の収入を超えることもあるという。

「パチンコ番組のレギュラーを持つピン芸人の岡野陽一(40)はタワーマンションに住んでいることが明らかになっています」(放送作家)

もともと好感度が低いだけにクズタレントの躍進は続きそうだが……。

「クズはクズでも、複数の女優から性被害を告白された榊英雄(51)のような女性トラブルを抱えているクズはNG。麻雀は少額でも賭け行為は違法のため、麻雀好きタレントの起用も慎重になっていますね。ギャンブル好きなだけなら、坂上忍(54)や田中圭(37)ら競合相手はたくさんいますから、中途半端なクズぶりでは生き残れません。甘くないですよ」(前出・キー局プロデューサー)

『空気階段』の鈴木もぐら(34)は『キングオブコント』で優勝したこともあって売れっ子になったが、「クズキャラが売りのため、借金を絶やさないよう、スケジュールの合間を縫ってギャンブルを続けているそうです」(前出・放送作家)

クズキャラといえど、一線で活躍し続けるには精進(?)が必要なのだ。

『FRIDAY』2022年4月15日号より

  • PHOTO足立百合

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