被告人席で微動だにせず…田中聖「覚醒剤初公判での意外な言動」 | FRIDAYデジタル

被告人席で微動だにせず…田中聖「覚醒剤初公判での意外な言動」

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千葉地裁松戸支部に入る田中被告(画像は一部加工しています)
千葉地裁松戸支部に入る田中被告(画像は一部加工しています)

60人ほどの傍聴人で埋まった、千葉地裁松戸支部101号法廷ーー。

9月22日午前11時、元『KAT-TUN』のメンバー田中聖被告(36)は弁護人2人にともなわれ法廷に現れた。スーツ、ネクタイ、マスク、メガネとすべて黒。やや緊張した様子で、背筋を伸ばし被告人席に座った。

裁判官の本間敏広氏が問いかける。

ーー生年月日はいつですか。

田中被告「昭和60年11月5日です」

ーー職業は?

田中被告「動画編集業です」

検察官が読み上げた起訴内容については、「間違いありません」とハッキリした口調で答えた田中被告。耳の後ろにはタトゥーがのぞいていたーー。

ズボンの間から白い粉末

田中被告が現行犯逮捕されたのは6月29日だ。

実家近くのJR柏駅近くで、巡回中のパトカーが全身黒ずくめで麦わら帽子をかぶり挙動不審な田中被告を発見。「名前を教えてください」と聞いても答えず、身分証明書の提示要求も拒否した。警察が捜索令状を取り所持品検査を行うと、田中被告のはいていた黒いズボンと身体の間から6㎝×4㎝ほどのビニール袋が出てくる。中に入っていたのは、0.062gの白い粉末。覚醒剤だった。

「田中被告は今年2月にも、名古屋市内のビジネスホテルで覚醒剤約0.164gを所持していたとして逮捕されています。執行猶予つきの判決が出たのは6月20日。前回の公判では『家族や応援してくれる人たちのために今後一切(違法薬物には)関与しません』と、謝罪していました。しかし、判決からわずか9日後に再逮捕されたことになります」(全国紙社会部記者)

9月2日、田中聖被告は勾留されていた千葉県柏署から保釈される。それまで2度保釈請求を行ってきたが、千葉地検が不服を申し立てる準抗告を行い棄却。3度目の請求でようやく認められた。保釈金は600万円ほどだった。

「田中被告は、『勾留されていては治療ができない』という趣旨の訴えをしていたとか。そのため、薬物治療のために入院することを条件に保釈が認められたそうです。警察を出た田中被告は、柏市内の実家ではなく千葉県内の専門病院に向かったといわれています。

ただ判決に関しては、覚醒剤で3度目の逮捕(2度目の逮捕直後に『使用』容疑で3度目の逮捕)となるため執行猶予はつかないでしょう。軽い判決となれば、世論の反発を招きかねません。おそらく、懲役1年6ヵ月ほどの実刑判決になると思います」(同前)

田中被告は、すでに実刑判決を受ける覚悟ができているのだろうか。初公判での態度には、少し違和感すらあった。被告人席では、手を軽く握ってまっすぐ前を見続ける。約30分の間、ほとんど身動きしなかったのだ。

「起訴状によると田中被告は5年以上前から大麻を使用し、覚醒剤には1年ほど前から月に5〜6回手を染めていたそうです。本人も罪を認めています。もう2度と、家族やファンの気持ちを裏切ってほしくないですが……」(同前)

初公判が終わると、田中被告は裁判官に軽く一礼。退室する際にも頭を下げた。判決は12月13日に言い渡される予定だ。

  • 撮影蓮尾真司

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