12月”復帰”か…海老蔵が香川照之に手を差し伸べた「噴飯理由」 | FRIDAYデジタル

12月”復帰”か…海老蔵が香川照之に手を差し伸べた「噴飯理由」

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騒動以降、自宅での蟄居(ちっきょ)生活が続いているという香川だが、本当に12月に歌舞伎座に登場するのだろうか… 写真:ゲッティ/共同通信イメージズ
騒動以降、自宅での蟄居(ちっきょ)生活が続いているという香川だが、本当に12月に歌舞伎座に登場するのだろうか… 写真:ゲッティ/共同通信イメージズ

“性加害”報道で表舞台から完全に姿を消した香川照之(56)が、歌舞伎俳優・市川中車として12月に歌舞伎座で舞台復帰する可能性が出てきた。11月、12月といえば、歌舞伎座では市川海老蔵(44)の十三代目市川團十郎白猿襲名披露公演が行われる。

『文春オンライン』によると、香川はもともと12月公演の『助六由縁江戸桜』に朝顔仙平役で出演の予定だった。“性加害”報道で降板となったが、海老蔵が松竹に「出してやってくれないか」と言って、松竹もその意向で動いているというのだ。香川の澤瀉屋(おもだかや)は、市川宗家の弟子筋に当たるため、海老蔵の方が年下だが、香川の後見人のような意識がある。それで海老蔵が漢気を見せて香川のために手を差し伸べたということらしいが、実はそれだけではないらしい。

「『文春』にもある歌舞伎関係者の言葉として、『(これまで海老蔵は)歌舞伎座よりも自分の収入になる自主興行を優先してきた』とありますが、海老蔵さんの本音はやはりそこなんです」

そう語るのは、海老蔵をよく知る梨園の関係者だ。

「公演前1カ月を切りましたが、未だチケットが余っています。その理由は、やはり海老蔵さんのファン離れが止まらないからです。香川さん同様、海老蔵さんも妻の故小林麻央さんの姉である小林麻耶(43)さんとの金銭トラブルや、今年5月のSNSナンパでの4股多重交際報道でかなり批判を受け、ご贔屓筋が一気に離れてしまいました。

さすがに危機感を抱いた海老蔵さんは、長男の堀越勸玄くん(9)を市川宗家に伝わる歌舞伎十八番の一つ『毛抜』の難役・粂寺弾正に抜擢したり、長女の市川ぼたんさん(11)も歌舞伎座の舞台に上げたりと、あの手この手で集客に貢献しようとした。それでも、チケットが売れないのです。そこで、『香川が歌舞伎座に出る』となったら、話題性としては十分。当然、反発は覚悟しています。それでも、これまで歌舞伎に興味のなかった層や、面白半分で観にくる観客が期待できます。つまり、これはある意味、最後の一手であり、そこまで海老蔵さんは追い込まれているのです」(梨園の関係者)

香川にとっては、これを機に梨園関係者に詫びを入れるまたとないタイミングになる。舞台上であれば、観客に土下座をするといったアドリブを入れても不自然にはならないし、改めて会見を開いて釈明をするきっかけにもなるだろう。

「香川さんの地上波復帰は年内はおろか、1年は難しいでしょう。香川さん自身もそのことをわかっているし、その間、市川中車として、歌舞伎の修行に精進するしかないということもわかっています。この話がもし本当なら、師匠筋にあたる海老蔵さんが手を差し伸べてくれたわけですから当然引き受けることになると思いますが、さすがに12月の襲名披露公演が復帰作になるとは思っていなかったでしょう。あまりに責任重大ですし、話題も自分の方に集中してしまい、逆に襲名披露興行の評判を落としかねません。頭の良い香川さんがそのことを考えないはずはなく、おそらく困惑していると思います」(芸能事務所関係者)

松竹関係者もこう語る。

「香川さんが出ることが興行のプラスになるとはとても思えません。現状、松竹が動いている様子はありませんね。海老蔵さんはそう言ったのかもしれませんが、それは、香川さんに恩を売るというアクションに過ぎないと思います」(松竹関係者)

襲名披露公演が始まるまであとわずかだが、今後の展開に注目したい。

「毛抜」に抜擢されてからというもの、「勸玄の成長は著しい」と、梨園の評価は上々だが、肝心の父親の評判は相変わらず芳しくないようで…
「毛抜」に抜擢されてからというもの、「勸玄の成長は著しい」と、梨園の評価は上々だが、肝心の父親の評判は相変わらず芳しくないようで…
  • PHOTOゲッティ/共同通信イメージズ(1枚目)蓮尾真司(2枚目)

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