友人に犬を預けに…仲本工事さん「生前最後の写真」独占入手

国民的人気お笑いグループ『ザ・ドリフターズ』の仲本工事さんが、10月19日22時22分、入院先の横浜市内の病院で亡くなった。81歳だった。18日朝、横浜市内の道路を横断中にワゴン車にはねられて頭を打ち、救急車で病院に搬送されて緊急手術を受けていた。

「事故直後には意識があったのに、その後、意識不明になってしまったんです。高齢ということもあり、手術を受けた晩が山場だと聞いていたのですが……。とにかくショックです」（仲本夫妻と親しい友人女性）

仲本さんには３度の結婚歴があり、“最後の妻”が’12年に結婚式を挙げた元演歌歌手の三代純歌（みだい・じゅんか）さん（54）だった。「歳の差27歳婚」は当時、メディアの話題を集めた。

’15年秋には仲本さんの自宅がある目黒区内で居酒屋『仲本家ＪＵＮＫＡの台所』をオープンさせた。本誌記者もオープン記念に駆けつけたが、純歌さんがカウンター内で接客を担当し、お酒を飲めない仲本さんが焼き鳥などの料理を手伝っていた。共に店内でお客さんと談笑するなど、夫婦仲の良さが窺えた。

「純歌さんはサービス精神が旺盛で、細かいところまで気配りができる女性です。明るく話しやすい性格だったので、彼女とのおしゃべりを目当てにしたお客さんもたくさんいたと思います」（店の常連客）

愛妻との暮らしを楽しんでいた仲本さんだったが、今年10月13日に発売された週刊新潮では、「純歌さんとの別居」が報じられた。昨年７月に仲本さんの家を出た純歌さんが、横浜駅近くでカレー料理屋兼カラオケ店の店長を務めだしたのである。純歌さんがいなくなった仲本さんの自宅は犬猫のペット臭が充満した“ゴミ屋敷”になっているとされ、大きな話題を集めた。

「別居は事実ですが、不仲になったわけではないんです。実際、最近も二人は毎日のように顔を合わせていました。記事が出たあと、純歌さんは『悪意のある記事。嘘ばかり』と怒り心頭でした」（前出の友人女性）

事故に遭う３日前の10月15日の土曜日には、夫婦揃ってこの友人女性の家にペットの犬を預けに来たという。記事中に掲載している写真は、そのときの一枚だ。

「家を空ける予定があるから預かってほしいとのことでした。火曜日（18日）の夕方に返す予定だったのですが、その日に仲本さんは交通事故に遭ってしまった……。仲本さんは純歌さんが住んでいるマンション近くのコインパーキングに自家用車を停め、歩いてマンションに向かっているときに事故に遭ったようです。今はご冥福を祈るばかりです」（同前）

純歌さんと娘が見守るなか、仲本さんは息を引き取ったという。